#14 フォントを大きくしたら2倍に ── 問い合わせ率を上げる意外な改善策

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今日のテーマは「ホームページを作ったのに問い合わせが来ない──その原因と自社でできる改善策」です。

ホームページは作っただけでは問い合わせにつながりません。集客不足、問い合わせボタンの配置ミス、入力フォームの使いづらさなど、よくある落とし穴と具体的な改善策を硯里さんが解説。求人フォームのフォントサイズを大きくしただけで申し込み率が2倍になった実体験や、ABテストの考え方についてもお話しします。


このエピソードで話していること

  • ホームページを作っただけでは人が来ない──集客がスタートラインである理由
  • アナリティクスで確認すると驚くほどアクセスがない現実
  • 問い合わせボタンがハンバーガーメニューや追従バーにしかない問題
  • ユーザーはヘッダーやフッターではなく本文を見ているという事実
  • 入力フォームの項目数が多すぎると離脱につながる
  • 資料請求フォームに不要な「お問い合わせ欄」が必須になっている設計ミス
  • 目的別にフォームを分けることの重要性(問い合わせ・資料請求・見学予約)
  • 「お問い合わせはこちら」より「無料相談」「お見積もり無料」が効果的な理由
  • 料金案内の直後など、ユーザーの関心が高まるタイミングにCTAを配置する
  • 求人フォームのフォントサイズを大きくしたら申し込み率が2倍になった実例
  • booking.comを参考にABテストを繰り返した試行錯誤のプロセス
  • LINEに切り替えたらメールより登録が減った──思い込みを排除しテストで判断する
  • スマホでの表示確認が改善の第一歩

こんな方におすすめ

  • ホームページを作ったのに問い合わせが来ないと悩んでいる方
  • 問い合わせボタンの設置場所やオファーの表現を改善したい方
  • 入力フォームの見直しでコンバージョン率を上げたい方
  • ABテストの考え方や進め方を知りたい方
  • 自社でできるホームページ改善策を探している方

この記事からわかるQ&A

ホームページを作ったのにまったく問い合わせが来ません。何が原因でしょうか?

硯里さんによると、最もよくある原因は「集客ができていない」ことです。ホームページは作るのがゴールではなくスタートライン。SEO対策やWeb広告、SNS、MEOなど何らかの集客手段を取らなければ、アナリティクスを見ても「びっくりするぐらい誰も来ない」のが現実だと語っています。まずはアクセス数を確認し、集客の手立てを講じることが第一歩です。

追従ボタンやハンバーガーメニューにお問い合わせを入れているのですが、なぜ効果が薄いのですか?

硯里さんは「ユーザーはヘッダーやフッターではなく本文を見ている」と指摘しています。たとえばポッドキャスト制作のページなら、実績や価格、納期などの本文をチェックしているのであって、追従バーやハンバーガーメニューは目に入っていないことが多いとのこと。本文の中で「ちょっとでも気になる方はこちら」という流れでボタンを設置しないと、なかなか反応が得られないと話しています。

フォームの項目を減らす以外に、入力しやすくするコツはありますか?

硯里さんの実体験として、求人フォームでフォントサイズを大きくしたところ申し込み率が2倍になったエピソードが紹介されています。最初はbooking.comを参考に背景色やLINEカラーのボタンなど様々なABテストを試したものの効果が出ず、フォントサイズを上げた時に反応が改善。さらにフォントと入力欄の余白を大きくしていった結果、「思っていたよりも年配の方が入力している」ことに気づき、そのターゲットに合わせた改善で成果が出たそうです。

「お問い合わせはこちら」というボタンの文言は、どう変えると反応が良くなりますか?

硯里さんは、単なる「お問い合わせはこちら」ではなく、「お見積もり無料」「無料相談会」「見学会」など、ユーザーにとって魅力的なオファーに切り替えることを提案しています。また、ボタンを機械的にページ下部に貼るのではなく、たとえば料金案内の直後に「お見積もりは無料です、お気軽にご相談ください」と設置するなど、ユーザーの関心が高まったタイミングに合わせることが重要だと述べています。

LINEでの問い合わせに切り替えた方が登録率は上がりますか?

硯里さんは実際にメールフォームからLINE友だち登録に切り替えてみた経験があり、結果は「メールよりもLINEの方が全然登録されなかった」とのこと。「友だち」という表現に距離感を覚える人もいるなど、用途によって適切・不適切があると指摘しています。一般的に「LINEがいい」と言われていても、自社のターゲットに合うかは別問題なので、思い込みで判断せずABテストで検証することが大切だと語っています。


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番組情報

Webマーケティング特捜部〜企業HPを稼ぐ営業マンに変える〜

大手SIerからメガベンチャーまで、システム開発とマーケティングの両面で実績を積んできた株式会社アスターリンク代表の硯里宏幸氏が、多くの経営者が陥る「Web集客の悩み」を論理的に分解し、コストをかけるだけのWebサイトを「稼ぐ営業マン」に変えるための勝ちパターンを紹介していくビジネス番組です。毎週木曜日更新。

メインMC

硯里宏幸
株式会社アスターリンク 代表
https://www.aster-link.co.jp/⁠

名古屋工業大学大学院 情報工学専攻 修了。新卒で富士通(現・富士通株式会社)に入社し、SEとして堅実なシステム開発・プロジェクトマネジメントに従事。その後、メガベンチャーのエイチームへ転職。Webエンジニアとして「ナビクル」等のバックエンド刷新を担当する傍ら、SEOの才能が開花。激戦ジャンルで検索1位を獲得し、コンテンツマーケティング部を統括する。2019年に独立。「Webは作品ではなく資産」をモットーに、エンジニアリングとマーケティングを掛け合わせた実践的なWeb集客コンサルティングを行う。

サブMC

纐纈智英
アストライド-Astride- 代表
https://www.ast-ride.com⁠

「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。

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制作

アストライド-Astride-(⁠https://www.ast-ride.com⁠

サウンドロゴ(クレジットコール):松島史奈

カバーデザイン

的場仁利(Mat N.Studio)

※ この番組は「THE VIOCE PLATFORM」から配信されています。企業の番組参加については こちら

記事を書いた人

アストライド代表 纐纈 智英

アストライド代表。「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
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