#20 Googleマップで選ばれる店になる ── MEOとSEOの違いと口コミ戦略

今日のテーマは「Googleマップで選ばれる店になる──MEOとSEOの違いと口コミ戦略」です。 ユーザーがカフェや店舗を探すとき、何を見て選んでいるのか。星の数、口コミの量、メニュー、駐車場の情報──。MEO(Googleマップ最適化)はSEOと似ているようで根本的に違います。入力項目が限られているMEOで上位表示を狙うには、口コミの集め方や仕組み作り、低評価への対応など、店舗経営者が押さえるべき本質的なポイントを硚里さんが解説します。
口コミは何件あればいいか、景品表示法に違反しない依頼の仕方、低評価がついたときの返信のコツまで──MEO対策の現場で経営者が直面する具体的な悩みに、SEOコンサルタントの視点から実践的な答えをお話しします。
このエピソードで話していること
- Googleマップで星3つあれば一旦合格、口コミ数も重要な判断材料
- メニュー・駐車場・営業時間など、ユーザーが本当に欲しい情報を想像して入れる
- 駐車場が狭くても情報は出すべきか──誠実さとMEO評価のジレンマ
- SEOとMEOの本質的な違い:オープンワールドと限られた入力項目
- Googleマップを整えるだけでは上位にならず、事業の「需要」が必要
- ABCカフェの例:検索数・経路案内・クリック率も評価指標になる
- MEOは即効性がない、都市部と地方部で検索ボリュームが違う前提を理解する
- 口コミ数の目標は競合他社との相対比較、まず10件を目指す
- 10件集めるには「集めようとする仕組み」が必要
- 景品表示法に違反しない口コミ依頼の方法(内容指定はNG、特典付与はOK)
- 高評価を得るタイミング:対面・契約直後など満足度が高い瞬間に依頼
- 低評価は消せない、新しい口コミで相対的に押し下げる
- 返信は積極的に、客観的・建設的に背景や事情を伝える
- MEOは企業とお客さんの関係性を可視化する仕組み
こんな方におすすめ
- Googleマップ対策(MEO)に取り組みたいが何から始めればいいかわからない
- 口コミの集め方や評価アップの戦略を知りたい
- 低評価への対応に悩んでいる
- SEOとMEOの違いを理解したい
- 中小企業や店舗経営に関わっている
この記事からわかるQ&A
MEOとSEOは何が違うのですか?
SEOがドメインやURLに対する評価で、HTMLで自由にコンテンツを構成できる「オープンワールド」であるのに対し、MEOは入力できる項目が決まっている点が本質的な違いだと硚里さんは語っています。MEOは写真・口コミ・営業時間・メニューなど決められた範囲でしかチューニングできず、できることが限られている中で勝負する必要があります。さらにMEOでは入力項目だけでなく、検索数・クリック率・経路案内された数といった「裏の指標」が評価に大きく影響するため、Googleマップを整えるだけでは上位表示されないと説明しています。
口コミは何件くらい集めれば良いのですか?
硚里さんは「まず10件」を目標にすることを勧めています。MEOは相対評価なので、競合他社の口コミ数を見ることが大切で、上位10位以内が必ずしも100件以上集めているわけではなく、10件程度のところもあります。重要なのは、10件は意識して集めようとしないと到達できない数字であり、20件、30件を目指すにしてもまず10件を集める仕組み作りが必要だという点です。競合が20件以上集めている場合は、自社は30件など「相対的に勝てる量」を入れることを推奨しています。
口コミを依頼するときに注意すべきことはありますか?
景品表示法のガイドラインに違反しない依頼方法を守ることが絶対条件だと硚里さんは語っています。具体的には「星5でお願いします」「この内容で書いてください」といった内容を干渉する依頼はNGで、絶対に避ける必要があります。一方で「口コミを書いてくれたら500円オフ」のような特典付与は、内容に干渉しなければ問題ありません。詳しくは消費者庁の景品表示法の資料を確認した上で進めることが推奨されています。
高い評価をもらうにはどうすればいいですか?
ユーザーの満足度が高いタイミングで依頼することが鍵だと硚里さんは語っています。対面で依頼すると低評価をつけるのは勇気がいるため高評価をいただきやすく、また契約直後など満足度のピークで依頼するのが有効です。例えば家を買うような長期契約では、商談から契約、工事開始、引き渡しまでの間にユーザーの満足度が大きく揺れるため、満足度が下がっているタイミングで依頼すると低い評価が返ってきてしまいます。満足度が高くなるタイミングを見極めて依頼することが大切です。
低評価がついてしまったらどうすればいいですか?
Googleマップの口コミは消すことができないため、新しい高評価の口コミをどんどん入れて、悪い評価を相対的に下の方に押しやるしかないと硚里さんは説明しています。また、店側からの返信も積極的に行うことを推奨しています。心当たりのない低評価や、相手側の誤解による評価の場合は、喙嘩するのではなく、客観的に背景や事情を伝えた上で「期待に応えられずすみませんでした」というコメントを入れることで、他の方が低評価を見たときにも納得の余地が生まれます。返信は他の閲覧者の安心材料にもなります。
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番組情報
Webマーケティング特捜部〜企業HPを稼ぐ営業マンに変える〜
大手SIerからメガベンチャーまで、システム開発とマーケティングの両面で実績を積んできた株式会社アスターリンク代表の硯里宏幸氏が、多くの経営者が陥る「Web集客の悩み」を論理的に分解し、コストをかけるだけのWebサイトを「稼ぐ営業マン」に変えるための勝ちパターンを紹介していくビジネス番組です。毎週木曜日更新。
メインMC

硯里宏幸
株式会社アスターリンク 代表
https://www.aster-link.co.jp/
名古屋工業大学大学院 情報工学専攻 修了。新卒で富士通(現・富士通株式会社)に入社し、SEとして堅実なシステム開発・プロジェクトマネジメントに従事。その後、メガベンチャーのエイチームへ転職。Webエンジニアとして「ナビクル」等のバックエンド刷新を担当する傍ら、SEOの才能が開花。激戦ジャンルで検索1位を獲得し、コンテンツマーケティング部を統括する。2019年に独立。「Webは作品ではなく資産」をモットーに、エンジニアリングとマーケティングを掛け合わせた実践的なWeb集客コンサルティングを行う。
サブMC

纐纈智英
アストライド-Astride- 代表
https://www.ast-ride.com
「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。
番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。
制作
アストライド-Astride-(https://www.ast-ride.com)
サウンドロゴ(クレジットコール):松島史奈
カバーデザイン
的場仁利(Mat N.Studio)
※ この番組は「THE VIOCE PLATFORM」から配信されています。企業の番組参加については こちら
記事を書いた人

アストライド代表 纐纈 智英
アストライド代表。「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。

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