アストライドは2026年8月28日、限定公開型のポッドキャスト配信サービス「KOEGURA(声蔵)」の提供を開始しました。
聴ける人の範囲を、番組ごとに決められるサービスです。音源をアップロードすると、再生ページと埋め込みプレイヤーが自動でできあがります。料金は月額5,500円(税込)から、30日間は無料でお試しいただけます。

利用企業が、聴ける人の範囲を番組ごとに決められます
既存のポッドキャスト配信サービスは、一般の視聴者へ広く届けるために設計されています。当社はKOEGURAを、公開範囲を絞った配信に特化させました。利用企業は番組ごとに、次の3つから選べます。
01 限定公開ページ
URLを知る人だけが聴けます。検索エンジンの索引に載せない設計としています。
02 埋め込み限定
許可したドメインのページの中だけで再生できます。社内ポータルでの利用を想定しています。
03 非公開
公開を止めて保管します。収録済みの音源を、アーカイブすることができます。

担当者は、音源をアップロードするだけで配信を始められます
エピソードページ、再生ウィジェット、音の波形は自動で生成されます。標準サイズ520×210ピクセルの再生ウィジェットには、アートワーク、波形、15秒送り戻し、倍速再生を備えました。表示幅は置き場所に応じて自動で調整されます。
下に置いたものが、実際に動く再生ウィジェットです。当社が制作する番組「デザイン審美眼」の第34回を、この場で再生できます。
発行された iframe コードを貼るだけで、社内ポータルにも自社サイトにも埋め込めます。一度発行した公開URLと埋め込みコードは、中身を差し替えても変わりません。今後の改修でも、貼り付けたコードを直していただく予定はありません。
下書き保存、公開前チェックリスト、日時を指定した予約公開に対応しました。公開直後は5分ごとに配信状態を自動で確認し、異常を検知すると運営側へ警告します。ログインには二段階認証を標準で設けています。

月額5,500円から。30日間は無料でお試しいただけます
Webブラウザで完結するクラウドサービスです。専用ソフトの導入は必要ありません。ご利用は三重県内に限らず、全国の企業に対応しています。
| プラン | 月額(税込) | 収蔵できるエピソード数 |
|---|---|---|
| スタンダード | 5,500円 | 30話まで |
| プレミアム | 9,900円 | 100話まで(50話ごとに月額3,300円で追加できます) |
| ビジネス | 応相談 | 番組制作の支援と、請求書でのお支払いに対応します |
番組の数に制限はありません。アカウントの作成は無料で、30日間の無料期間はクレジットカードの登録が完了した時点から始まります。請求が始まる日付は、カード登録の前に画面上でご確認いただけます。無料期間内に解約された場合、費用は発生しません。
「うちに情報発信は必要ない」とおっしゃる経営者ほど、聞かせたい相手は決まっていました
経営者の方を取材していると、「うちに情報発信は必要ない」と言われることがよくあります。話を聞いていくと、その多くは「業態がBtoBなので、一般の消費者に情報を伝えるメリットを感じられない」という意味でした。
一方で、営業先や既存のお客様、社員、求職者など、聞かせる相手を絞った発信であれば、意欲的に受け止める経営者が多くいらっしゃいます。既存の音声プラットフォームは、一般の消費者に向けて世界中へ広げることを目的に設計されています。そのため、業界や特定の社員にしか通じない話や、企業文化の話を扱えません。製品の細かな仕様やお客様の体験談を、社内イントラやメールマガジンに限って公開するための仕組みも足りていませんでした。
当社がKOEGURAを公開範囲の制御から設計したのは、そのためです。あらかじめ公開する範囲を決められるのであれば、経営者は身構えずに、ありのままの声で思いを残すことができます。
話し手は、文字より多くのことを声で伝えられます
話し手は声を使うと、文字だけのときよりも多くのことを伝えられます。人柄や感情、話す速さや間、話し手同士の関係性まで、聴き手は受け取ります。企業では「聞く社内報」として、経営者や社員の声を社内へ届ける活用が増えてきました。求人でも、先輩社員の声を置けば、企業は顔を出さずに職場の雰囲気を伝えられます。
さらに音声は、映像と比べて収録と編集の工数が少なく、企業は費用を抑えやすくなります。当社が想定している使い方は、主に次の3つです。
| 用途 | 内容 |
|---|---|
| 聞く社内報 | 経営者や社員の声を、社内に向けて配信します。話し手の感情をそのままに、経営者の想いや、社員同士の関係、社員の日常を現場へ届けられます |
| 採用 | 先輩社員の声を求人ページに置けば、企業は顔を出さずに職場の話し方と雰囲気を応募者へ伝えられます |
| 顧客向けの限定配信 | 一般には公開したくない内容を、名刺交換をした見込み客や既存のお客様にだけ範囲を絞って届けられます |
活用事例:みなりパートナーズ株式会社様
みなりパートナーズ株式会社(代表取締役:内藤健司)は、提供開始に先立ってKOEGURAを試験導入し、所属アーティストを紹介する音声の配信を始めました。
グラフィックデザイナー KAWAKITA Haruna さんの紹介ページでは、同社がプロフィールと作例に、本人の語る7分20秒の音声を配置しています。文字と画像だけでは伝わりにくい人柄と話し方がそのまま届くため、初めてアーティストを知る企業にとって、判断の材料の一つになります。
実際に同社のページへ置かれているものが、下の再生ウィジェットです。
掲載ページ:https://www.minari-design.com/artist/118230.html
「優秀なのに稼げていない国内外のデザイナー・イラストレーターの社会価値向上」をビジョンに掲げ活動しています。商業デザイナーというより、アーティスト気質のメンバーが多く、一般的には変わっていると言われる面々とチームを組んでいます。そんな個性豊かなクリエーターの個性を直接会うことなく伝える手段の1つが「声」でした。法人として動いていますが、クリエーターのファンを増やし、この人に頼みたい、と思ってもらえる関係を築いていきたいです。
みなりパートナーズ株式会社 代表取締役 内藤健司さん
KOEGURAは、聞かせる相手を絞った配信というニーズに特化したサービスです。今回みなりパートナーズさんに実際に使っていただき、「アーティスト紹介」という私たちが想定していなかった使い方が出てきたことは、収穫でした。
当社が制作する4番組も、KOEGURAで配信しています
アストライドが制作するポッドキャスト4番組は、いずれもKOEGURAで配信しています。100話を超える運用を自社で続けながら、配信の現場で必要になる機能を組み込んできました。
各番組は、こちらからお聴きいただけます。

アストライドは「想いを後世に残すこと」を使命にしています
ここからは、なぜ当社がこのサービスを作ったのかを、代表の纐纈からお話しします。
私はこれまで、経営者の方を中心に250社以上を取材してきました。そのうち経営者へのインタビューは200社を超えます。三重県で、家業を継いだ方、創業した方、事業を畳む決断をした方の話を、映像に記録してきました。
その時間の中で、私の考えは一度変わりました。この仕事を始めた頃、私は成功の理由を聞き出そうとしていました。何が当たったのか、どこで判断を誤らなかったのか。ところが百年近く地域で続いてきた会社の経営者に同じ問いを向けると、返ってくる答えは驚くほど似ています。「何につけても信用が大事だ」と、皆さんが同じことをおっしゃいます。
リーマンショックがあり、戦争があり、オイルショックがありました。それでも取引が途切れなかった理由を、経営者の方々は数字で説明しません。誰に助けられ、誰を助けたのか。どの約束を守り通したのか。そういう話をされます。数字に置き換えられない部分にこそ、その会社が続いてきた理由がありました。
企業のいちばん大切な資産は、財務諸表に載らないところにあります。決算書には、経営者がどんな思いで人を雇い、どんな覚悟で設備を入れ、何を諦めて何を守ったのかは書かれていません。私はそれを「魂の物語」と呼んで、記録することを仕事にしてきました。
ただ、この仕事には難しさがあります。経営者の方が、その話を聞かせたいと考える相手は限られています。取材の場で本当に興味深い話が出てくるのは、たいてい「これは公開しないでくださいね」という前置きのあとです。失敗した事業の話、後継者に伝えきれていない迷い、社員には言えなかった判断の理由。広く公開されると分かった瞬間に、経営者は言葉を選び始めます。
私は長いあいだ、この状態をどうにかしたいと思ってきました。話す価値のある言葉ほど、公開の場では出てこない。けれども、その言葉こそ十年後の社員が聞くべきものです。いま入社したばかりの社員が、十年後に同じ立場で悩んだとき、当時の社長が何を考えていたかを聞けたなら。文字の議事録では残らない、声の調子や間まで含めて聞けたなら。その人の判断は、少し変わるかもしれません。
だから私は、KOEGURAを公開範囲の制御から設計しました。「誰に聴かせるかを先に決められること」を、いちばん最初の設計条件に置いています。聴かせる相手をあらかじめ決められるのであれば、経営者は身構えずに話せます。身構えずに話された言葉は、十年後にも古びません。
声を選んだ理由も同じところにあります。文字は、書き手が整えたあとのものです。声には、整える前の呼吸が残ります。言い淀んだ間、笑いながら言った言葉、少し強くなった語尾。私が取材の現場で価値があると感じてきたのは、いつもそこでした。映像であれば撮られる側も現場も身構えますが、声だけなら始められると言ってくださる経営者は少なくありません。
もうひとつ、いま急ぐ理由があります。AIが文章を大量に生む時代になり、どこにでもある情報の価値は下がりました。代わりに価値が上がったのは、その人からしか出てこない一次の話です。経営者の言葉、職人の手順、現場でしか通じない判断の基準。こうしたものは、AIが集めてくることができません。そして、話せる方がいなくなれば、二度と手に入りません。
アストライドは、番組の設計から収録、編集と配信までを一気通貫でお引き受けしています。配信の仕組みをお渡しするところで終わらせていないのは、何を語るべきかが決まらないまま機材だけを揃えても、経営者の方が話し始められないからです。
声にして残したものは、話した本人がいなくなったあとも残ります。三十年後、誰かがその音源を開いたとき、その会社がなぜ続いてきたのかを、当時の声のまま受け取れる。その一助となることが、アストライドの使命です。
纐纈智英(こうけつ ともひで)/アストライド-Astride- 代表
お問い合わせ
サービスの内容、デモンストレーションのご依頼は、下記までお寄せください。実際に動作する再生ウィジェットを、その場でご覧いただけます。
・サービスサイト:https://koegura.com/
・お問い合わせ:https://koegura.com/contact/
・電話:059-390-1550 / メール:service@koegura.com
記事を書いた人

アストライド代表 纐纈 智英
アストライド代表。「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。
Astride(アストライド)
〒510-0016 三重県四日市市羽津山町1-6
© Astride All rights reserved.




