#04 追従ボタンがあれば安心、の落とし穴

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今日のテーマは「追従ボタンがあれば安心、は間違い——ユーザーの視線の流れに合わせたボタン配置の鉄則」です。

「ヘッダーに追従ボタンがあるから大丈夫」「ページ下部にお問い合わせボタンがあるから問題ない」——実はこの考え方が、問い合わせを取りこぼす原因になっている。ユーザーは興味関心のある情報を見に来ているので、その情報の近くにボタンがなければ目に入らない。本エピソードでは、視線の流れ(左上から右下)を踏まえたボタン配置の考え方から、A/Bテストの活用、見せ方の改善だけで申込数を3倍にした実例まで、Web集客のプロが解説します。


このエピソードで話していること

  • 前回の振り返り:エントリーフォーム最適化、項目数を減らすと申込率が上がる
  • 「30秒で入力完了」の訴求が刺さる理由
  • ファミレスのタブレット注文はUI設計がバラバラで使いづらい例
  • ユーザーの視線はスマホでは上から下、文字は左から右、大ざっぱには左上から右下へ流れる
  • 興味関心のある情報を最初の目線の場所に置くべき
  • インナーガレージの家を紹介するページなのに、ワクワクする写真がなく間取りだけ載っている失敗例
  • 「追従ボタンがあるから大丈夫」「ページ下部にボタンがあるから大丈夫」は間違い
  • 興味関心のある情報の上下にボタンがないと目に入らない
  • スクロール途中でふわっと出てくるボタンの有効性——最初の見出しが終わるあたりで離脱する人が多い
  • A/Bテストでボタンの色・位置・文言を検証する
  • ボタンの文言に「無料で」など懸念を先回りする訴求を入れる
  • SEO集客3倍を目指していたが、見せ方の改善だけで申込数3倍を達成した実例
  • 統計も大事だが感性も大事、ビジネスを前に進めるには直感的判断も必要

こんな方におすすめ

  • ヘッダーに追従ボタンを設置しているが、問い合わせが増えない
  • ページ下部にお問い合わせボタンはあるが、そこまで読まれていない気がする
  • ボタンの色や文言を何となく決めていて、根拠がない
  • LPを作ったが、どこにボタンを配置すべきか迷っている
  • 集客数を増やす前に、今あるアクセスからの申込率を上げたい

この記事からわかるQ&A

ユーザーはホームページのどこを見ているのか?

スマホでは上から下、文字は左から右に読むため、大ざっぱには左上から右下に視線が流れる。ホームページを見ているユーザーは何かしら興味関心があって見ているので、その興味関心のある情報を最初の目線の場所に置いてあげることが大事。

追従ボタン(ヘッダー固定)があれば十分か?

十分ではない。お客さんは興味関心を持っている情報を見に来ているので、その情報の上下にボタンがないとなかなかボタンに目がいかない。「ヘッダーについてくるから大丈夫」「ページ下部にあるから大丈夫」という考え方では、問い合わせを取りこぼす可能性がある。

スクロール途中で出てくるボタンは有効か?

有効な場合がある。過去のデータでは、最初の見出しが終わるあたりで興味関心をなくす人が結構いる。そのタイミングで適切にオファーを出してあげることは大事。ただし、1発で正解に行き着くとは限らないので、テストしながら最適な位置を探る必要がある。

ボタンの文言で気をつけることは?

お客さんが懸念していることを先回りして解決できる文言を入れると良い。例えば「無料で」という訴求が必要なら入れてあげる。お客さんの商売上、申込者が懸念しているものがあるはずなので、それを解消する表現を心がける。

ボタンの色や位置はどうやって決めるべきか?

緑がいいのか青がいいのか、位置や文言がこっちがいいのかあっちがいいのか判断しかねるときは、A/Bテストを使う。見る人を振り分けて、どちらのパターンの反響率がいいかを検証し、良い方を採用していく。時間はかかるが確実にいい方法がわかり、それが資産になる。


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番組情報

Webマーケティング特捜部〜企業HPを稼ぐ営業マンに変える〜

大手SIerからメガベンチャーまで、システム開発とマーケティングの両面で実績を積んできた株式会社アスターリンク代表の硯里宏幸氏が、多くの経営者が陥る「Web集客の悩み」を論理的に分解し、コストをかけるだけのWebサイトを「稼ぐ営業マン」に変えるための勝ちパターンを紹介していくビジネス番組です。毎週木曜日更新。

メインMC

硯里宏幸
株式会社アスターリンク 代表
https://www.aster-link.co.jp/⁠

名古屋工業大学大学院 情報工学専攻 修了。新卒で富士通(現・富士通株式会社)に入社し、SEとして堅実なシステム開発・プロジェクトマネジメントに従事。その後、メガベンチャーのエイチームへ転職。Webエンジニアとして「ナビクル」等のバックエンド刷新を担当する傍ら、SEOの才能が開花。激戦ジャンルで検索1位を獲得し、コンテンツマーケティング部を統括する。2019年に独立。「Webは作品ではなく資産」をモットーに、エンジニアリングとマーケティングを掛け合わせた実践的なWeb集客コンサルティングを行う。

サブMC

纐纈智英
アストライド-Astride- 代表
https://www.ast-ride.com⁠

「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。

⁠suzuri@aster-link.co.jp⁠

制作

アストライド-Astride-(⁠https://www.ast-ride.com⁠

サウンドロゴ(クレジットコール):松島史奈

カバーデザイン

的場仁利(Mat N.Studio)

※ この番組は「THE VIOCE PLATFORM」から配信されています。企業の番組参加については こちら

記事を書いた人

アストライド代表 纐纈 智英

アストライド代表。「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。