Home ナレッジ契約から初回公開まで6週間かかる理由。公開までのスケジュール感

契約から初回公開まで6週間かかる理由。公開までのスケジュール感

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この記事でわかること

  • 6週間の内訳を週ごとに分けた表
  • 並行してすすめる2つの作業
  • 初回収録が3週目に来る理由
  • 最短3週間にできる条件
  • 待つあいだに社内で決めておくこと

ポッドキャストの立ち上げをお引き受けしてから、第1回を公開するまでには6週間をいただいています。「もっと早く出せませんか」というご相談を、私たちは商談の席でお受けすることがあります。

6週間という長さは、6週間×7日=42日にあたります。このうち収録そのものに使うのは1日で、編集に使うのは2週間ほどです。残りの日数は、番組を始める前に決めておくことへ使います。

この記事では、6週間のスケジュールがどの様に進むのかを、週ごとに分けてお伝えします。そのうえで私たちは、期間を短縮できるところと、短縮したことで後から時間を要してしまうところを分けて並べます。


6週間のタイムライン

はじめに、私たちが標準としている進め方を一覧にします。

すすめるもの
W0キックオフ
W1企画書の最終版、ホストの方針決め
W1〜W3ゲストへの打診
W1〜W3番組サムネイルとBGMの制作
W3初回収録
W3〜W4編集とMA
W5公開前の確認、配信入稿
W5予告編(トレーラー)の公開
W6第1回の公開

上の表を見ていただくと、W1からW3にかけて2つの作業が並んでいるのがわかります。私たちがこの2つを同時にすすめることで、全体が6週間という長さに収まります。

W0〜W1 — 何を話す番組かを決める

キックオフの場で私たちが最初にうかがうのは、誰に聴いてほしいかという点です。ここが決まると、話す題材の選び方も決まってきます。

W1にあたる週で、私たちは企画書の最終版と、番組のホストの方針を固めていきます。ホストの方針とは、誰が話し手として毎回出るのか、その人がどういう立ち位置で話すのかを決めることです。

この段階で、私たちは1年ぶんのエピソード案もあわせて作ります。週1回配信で年48本の番組であれば、私たちは48個の題材が並んだ状態を目指します。月1回配信の場合、年間の本数は1本×12ヶ月=12本です。この場合、私たちは12個の題材を並べます。

この題材を並べる作業は、自社が何を語れる会社なのかを棚卸しする作業でもあります。私はこれまで200社を超える企業で経営者へのインタビューを続けてきましたので、その中でうかがってきた話の型を、この場でお出ししています。

W1〜W3 — 2つの作業を並行してすすめる

W1からW3までの3週間で、私たちは性質の違う2つの作業を同時にすすめます。

ひとつは、社外の方を番組へお招きするためのゲスト打診です。社外の方を招く番組の場合、日程の調整に時間がかかります。相手方の役員会や決算期に重なった場合、1往復のやりとりで1週間が過ぎることも珍しくありません。

もうひとつは、番組の顔になる番組サムネイルと、BGM・サウンドロゴの制作です。サムネイルは配信先の一覧で最初に目に入る絵で、BGMとサウンドロゴは番組の頭と終わりで毎回鳴ります。どちらも、一度作れば番組が続くかぎり使い続けるものです。

私たちがこの2つを並行させているため、3週間で両方が仕上がります。順番に進めた場合、この部分だけで5週間から6週間がかかる計算になります。

W3 — 初回収録

3週目にあたる週に、私たちは初回の収録を行います。収録日にお預かりするお時間は、対面の場合もオンラインの場合も3〜4時間です。

1エピソードの収録は15分番組で30分程度ですので、私たちはこの日に複数本をまとめて録ります。初回の収録で2本から3本を録っておくと、公開が始まったあとに間が空きません。

収録の前半で私たちが使うのは、機材の設置と音量の確認にあたる時間です。私たちはこの2つの作業に、収録日の最初の30分ほどを充てています。話し手の声の大きさとマイクとの距離は人によって違いますので、私たちは毎回の確認をお願いしています。

W3〜W4 — 編集とMA

初回収録の翌週から、私たちは編集の工程に入ります。1本の音源に対して私たちが行う工程は、次の4つになります。

工程何をしているか
不要部分のカット言い直しや長い沈黙を外す
フィラーの除去「えー」「あのー」「まあ」といったつなぎ言葉を取る
会話の整理言い直しや話題の立ち返りを整え、伝わる順番へ組み直す
ノイズ除去とMA環境音を減らし、音量を基準に収める

この4つのうち作業の時間が読みにくいのは、3つ目にあたる会話の整理の工程です。言い直しや話題の立ち返りが入ったままの音源は、聴く側がじっくり集中しなければ頭に入りません。後半で出た一言を頭に持ってくると、同じ素材でも聞こえ方が変わります。

仕上がりのラウドネスは -14 LUFS、トゥルーピークは -1 dBTP に収めます。この2つの数値を守っておくと、再生時にプラットフォーム側で音量が自動調整されることがなくなります。

W5 — 公開前の確認とトレーラー

5週目にあたる週に、私たちは編集を終えた音源をお送りします。ここでご確認いただき、直しがあればお申しつけください。

同じ5週目のうちに、私たちは4媒体への配信入稿も進めます。登録先は、Spotify、Apple Podcasts、Amazon Music、KOEGURAの4媒体です。媒体によって書式の決まりが違いますので、私たちは4媒体ぶんの書式をそろえたうえで送ります。

W5では、私たちは予告編にあたるトレーラーも公開します。長さは約1分で、どういう番組なのかを伝える回になります。第1回の前にトレーラーを出しておくと、公開日にはすでに番組が並んでいる状態になります。

W6 — 第1回の公開

6週目にあたる最後の週に、私たちは第1回を公開します。この日から、番組は毎月の運用に移ります。

公開後の運用支援として、私たちは三重県の経営者を中心としたメーリングリストで配信を告知します。年48本の番組であれば、48回ぶんの告知が県内の経営者へ流れます。

配信先は4媒体ですので、私たちが行う掲載の作業は回ごとに4件ぶんになります。年48本であれば48本×4媒体=年間192件の登録がたまります。

最短3週間にできる条件

初回収録から公開までの期間であれば、私たちは最短3週間まで縮められます。6週間との差にあたる6週間−3週間=3週間は、初回収録より前の準備期間にあたります。

準備期間を短くできるのは、次の条件がそろった場合です。

  • 社外のゲストを招かず、社内の話し手だけで収録する
  • 話す題材が社内ですでに決まっている
  • 番組サムネイルの案を1案に絞る

3つのうちいちばん大きく期間が短くなるのは、ゲストへの打診をなくした場合です。W1〜W3の3週間のうち、日程の調整に使っていた時間がここでなくなります。

逆に、短くすると後から戻ってくるのは題材の棚卸しです。この棚卸しを飛ばした番組では、3回目か4回目で話す題材が尽きてしまいます。年48本を続ける前提であれば、この3週間はお使いいただいたほうが後が楽になります。

待つあいだに社内で決めておくこと

6週間のうち、発注いただく側で発生する作業は月6時間ほどです。私たちがこの時間で決めていただきたいことは、次の4つです。

  • 毎回話す方を1人決める
  • その方の月の予定に、収録日3〜4時間を確保する
  • 社外へ出してよい話と、出せない話の線を引く
  • 公開前の確認を誰が行うかを決める

この4つのうち、いちばん後回しになりやすいのは3つ目の線引きにあたります。迷いが出るのは、取引先の名前、数字、そして進行中の案件の3つになります。この線を先に引いておいた場合、収録の場で話し手が言葉に迷わずに済みます。

初期費用に含まれる作業の内訳については、番組開設の初期費用20万円は何に使われるかで詳しく記載しています。

まとめ

契約から第1回の公開までは6週間、日数にすると42日です。このうち収録に使うのは1日で、編集に使うのは2週間ほどになります。

W1からW3の3週間で、私たちはゲストへの打診と、サムネイル・BGMの制作を並行してすすめます。順番に進めた場合、ここだけで5週間から6週間がかかります。

初回収録から公開までであれば、私たちは最短3週間で進められます。社外のゲストを招かず、話す題材が社内で決まっている番組であれば、御社はこの形をお選びいただけます。

6週間を待つあいだに社内で決めておくことは、全部で4つあります。その4つは、毎回話す方、収録日3〜4時間の確保、社外へ出せる話の線、そして公開前の確認をする人です。

お読みいただいたあとは、番組で毎回話していただく方を1人、決めてみてください。その方が決まると、残りの3つは順に決まっていきます。

この記事からわかるQ&A

なぜ6週間もかかるのですか

6週間のうち、実際の収録に使うのは1日で、編集とMAに使うのは2週間ほどです。残りの6週間−3週間=3週間は、ゲストへの打診と、番組サムネイル・BGMの制作に充てています。この2つを並行させて3週間に収めており、順番に進めた場合は5週間から6週間がかかります。1年ぶんのエピソード案を作る作業も、私たちはこの期間のうちに行います。

もっと早く公開できませんか

初回収録から公開までであれば、私たちは最短3週間で進められます。社外のゲストを招かず社内の話し手だけで収録し、話す題材が社内ですでに決まっている場合にお選びいただけます。番組サムネイルの案を1案に絞ることでも、W1〜W3の作業が短くなります。

6週間のあいだ、社内ではどれくらいの作業が発生しますか

発注いただく側で発生する作業は、月6時間ほどが目安になります。内訳は、収録が3〜4時間、題材の確認と事前のやりとりが1〜2時間、公開前の音源確認が1時間程度になります。このほかに、毎回話す方を1人決め、社外へ出してよい話の線を引いていただく必要があります。

初回の収録では何本録りますか

1エピソードの収録は15分番組で30分程度ですので、私たちは収録日3〜4時間のあいだに複数本をまとめて録ります。初回の収録で2本から3本を録っておくと、公開が始まったあとに間が空きません。収録日の最初の30分ほどは、機材の設置と、話し手ごとの音量の確認に使います。

トレーラーとは何ですか

トレーラーは、番組の予告編にあたる約1分のエピソードです。私たちはW5、つまり第1回の公開の1週間前に公開します。トレーラーを先に出しておくと、公開日には配信先の4媒体にすでに番組が並んでいる状態になります。

出典

  • アストライド「ポッドキャスト制作・運用代行 月15万円〜|収録は月1回|三重・全国対応」立ち上げ期間6週間・初回収録から公開まで最短3週間・番組尺15分・発注側の作業時間・配信先4媒体(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/
  • アストライド「社内ポッドキャストの導入と運用|条件・社内工数・費用」ラウドネス -14 LUFS・トゥルーピーク -1 dBTP・収録日3〜4時間(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/internal/
  • アストライド「ポッドキャスト番組制作のご提案」2026年6月26日版 p16(6週間のタイムライン W0〜W6)/p17(初期設計導入費の内訳5項目)/p15(提供内容8項目)/p3(音と間に対する感性、質問設計の一気通貫)
  • アストライド「経営者インタビュー」インタビュー実績200社以上(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-interview/

記事を書いた人

アストライド代表 纐纈 智英

アストライド代表。「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
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