#02 タイポグラフィーの世界

タイポグラフィーとは、レタリング(文字のデザイン)だけではなく、活版印刷に由来する「文字を組んで紙面を作る」技術全般を指す。生成AIで誰でもデザインを作れる時代だからこそ、「これ出していいのか?」と品質を見極める力が必要──。本エピソードでは、学参デザインのプロが、写植からDTPへ続く文字組みの歴史と、発注時の「何か違うけど説明できない」問題を解消するためのヒントを語ります。
このエピソードで話していること
- タイポグラフィーとは何か?レタリングとの違いを解説
- 活版印刷の世界──銀河鉄道の夜でジョバンニが活字を拾うアルバイトをしていたあの世界
- 現代ではInDesignを使った本・雑誌・広報誌の制作がタイポグラフィーの仕事
- 的場さんのキャリア:学校の資料集・問題集(学参)を長く手がける
- 学参の厳しさ──人名・地名・記号の正確性、色の再現性、データの長期管理
- 車のデザイン志望からMacでのDTPへ転向、DJをしながらデザインの道へ
- 写植(写真植字)という技術──2024年で100周年、2000年頃まで現役だった
- DTP黎明期の苦労:夜にプリントボタンを押して朝出力、エラーとの戦い
- 日本語は正方形にデザインされた文字、文字数計算と編集者・執筆者との連携
- 現在の仕事:中部デザイン協会75年史、国際問題シンクタンクの冊子
- 生成AIで作れる時代だからこそ「これ出すの?」と見極める審美眼が必要
- デザイナーへの発注で「何か違うけど説明できない」問題を解消したい
- 次回予告:デザイン経営について
こんな方におすすめ
- タイポグラフィーという言葉を聞いたことはあるが、何を指すのかよくわからない
- デザイナーに依頼した成果物に違和感があるが、どう伝えればいいかわからない
- 生成AIでデザインを作ってみたが、品質面で不安がある
- 印刷物やページものの制作を発注する機会がある
- デザインの歴史や背景を知って、発注時の判断力を高めたい
このエピソードからわかるQ&A
Q. タイポグラフィーとは何ですか?
A. レタリング(文字のデザイン)だけを指すのではなく、活版印刷に由来する「文字を組んで紙面を作る」技術全般を指す。現代ではInDesignなどを使った本・雑誌・広報誌の制作がタイポグラフィーの仕事にあたる。
Q. 日本語の文字組みで大切なことは?
A. 日本語は正方形に文字がデザインされており、正方形に並んでいるように見せることが重要。これにより1行の文字数が計算でき、編集者や執筆者が原稿の分量を把握できる。
Q. 生成AI時代にデザインの審美眼が必要な理由は?
A. AIで簡単に作れる時代だからこそ、「これ出していいのか?」と品質を見極める力が必要。作ることで満足せず、クオリティの視点を持つことで、伝わりやすさが向上する。
Q. デザイナーへの発注で「何か違う」と感じたときはどうすればいい?
A. 違和感を言語化できないまま「しょうがないか」で進めてしまうケースは多い。審美眼を身につけることでコミュニケーションがスムーズになり、お互いの工数削減にもつながる。具体的な方法は今後の番組で解説予定。
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番組情報
デザイン審美眼──社長の第六感をカタチにするデザインの話
タイポグラフィを探求し続けるデザイナー・的場仁利が、デザインの世界で積み上げられてきた「判断の原理」を経営者の言葉に翻訳し、社長の「第六感」を確かな判断軸に変えていくビジネス番組。AIがあらゆる選択肢を出力する時代に、「これは自社に合っているか」を見定める力——それが「デザイン審美眼」。毎週木曜配信。
メインMC

的場仁利
Mat N. Studio代表
https://japan-designers.jp/profile/1453/
タイポグラフィーの論客として、多数のデザイン書に携わる。高校でデザインを学び、大学で技術経営を専攻。営業職として年間1億円超の案件を担当した経験も持つ。現在は本・冊子・パッケージのデザイン、タイポグラフィ執筆を手がける傍ら、浮世絵・春画をモチーフにしたアートプロジェクト「艶絵グレース」のクリエイティブディレクターを務める。中部デザイン協会75年誌のブックデザイン・編集に携わるなど、デザインと経営の両面に精通。公益社団法人日本グラフィックデザイン協会会員、アドビ コミュニティエキスパート。
サブMC

纐纈智英
アストライド-Astride- 代表
https://www.ast-ride.com
「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。
番組への感想、MCへのメッセージは以下までお寄せください。
制作
アストライド-Astride-(https://www.ast-ride.com)
サウンドロゴ(クレジットコール):松島史奈
カバーデザイン
的場仁利(Mat N.Studio)
※ この番組は「THE VIOCE PLATFORM」から配信されています。企業の番組参加については こちら
記事を書いた人

アストライド代表 纐纈 智英
アストライド代表。「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
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Astride(アストライド)
〒510-0016 三重県四日市市羽津山町1-6
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