週1回配信の番組をご提案すると、「毎週の収録に付き合えません」というお声をいただくことがあります。年48本という数字を聞くと、毎週スタジオに入る絵が浮かぶのだと思います。
実際には、週1回配信の番組でも収録は月1〜2回です。1エピソードの収録は15分番組で30分程度ですので、私たちは収録日3〜4時間のあいだに複数本をまとめて録ります。
この記事では、1回の収録から何本を作っているのかを計算でお伝えします。そのうえで、まとめて録ることで落ちるものについても書いておきます。
配信頻度と収録回数の対応
私たちははじめに、3つのプランの数字を一覧にしてお示しします。
| 配信頻度 | 年間本数 | 収録の回数 | 月額(税別) |
|---|---|---|---|
| 月1回 | 12本 | 月1回 | 150,000円 |
| 月2回(隔週) | 24本 | 月1回 | 200,000円 |
| 週1回(毎週) | 48本 | 月1〜2回 | 250,000円 |
表の3行目を見ていただくと、年48本の番組でも収録は月1〜2回です。年間の収録回数は12回から24回ですので、1回あたりの本数は48本÷12回=4本から、48本÷24回=2本のあいだになります。
月2回配信であれば、収録は月1回です。1回あたりの本数は24本÷12回=2本という計算になります。
収録日3〜4時間の使い方
収録日にお預かりするお時間は、3〜4時間です。私たちがこの時間をどう使っているかをお伝えします。
| 時間帯 | 何をしているか |
|---|---|
| 最初の30分ほど | 機材の設置、話し手ごとの音量の確認、進行の共有 |
| 中盤 | 1本30分程度で、複数エピソードを続けて収録 |
| 終盤 | 撮り直しの確認、次回の題材の相談 |
最初の30分を差し引くと、収録そのものに使えるのは2時間30分から3時間30分です。1本30分程度で計算した場合、録れる本数は5本から7本です。この本数の計算式は、2時間30分÷30分=5本、3時間30分÷30分=7本になります。
ただし、私たちは上限まで詰めていません。話し手の集中が続く範囲が、番組の質を決めるためです。4本目あたりから声の張りが落ちてくる方もいらっしゃいますので、そこは当日の様子を見て決めています。
1回の収録で何本を録るか
私たちがお願いしているのは、次の本数です。
- 月1回配信(年12本)— 1回あたり1本
- 月2回配信(年24本)— 1回あたり2本
- 週1回配信(年48本)— 1回あたり2本から4本
週1回配信で1回あたり4本を録る場合、収録は年12回です。1回あたり2本にすると、収録は年24回、つまり月2回になります。どちらの形をお選びいただくかは、話し手の予定に合わせて決めています。
月1回配信で1回1本という形は、時間に余裕があります。その回に集中して話せますので、初めて番組を持たれる会社にはこの形をおすすめしています。
まとめて録ると落ちるもの
まとめて録ることで落ちるものは2つあります。
ひとつは、時事の話題が扱いにくくなることです。4本をまとめて録って1ヶ月かけて公開する場合、4本目が公開されるのは収録からおよそ1ヶ月後になります。その間に状況が変わる話題は、この形には向きません。
もうひとつは、話し手の疲れです。話し手が1本30分の収録を4本続けた場合、収録そのものだけで2時間になります。最初の1本と4本目では、声の張りも話の組み立ても変わってきます。
私はこれまで200社を超える企業で経営者へのインタビューを続けてきました。最初の10分から20分のあいだは、よそゆきの言葉が続きます。まとめ録りでは、この立ち上がりが1日に1度で済むという利点もあります。
時事の話題を扱いたい場合
社内の動きや業界の出来事を扱いたい場合、御社は収録の回数を増やす形をお選びいただけます。
週1回配信で月2回の収録にした場合、1回あたりの本数は2本になります。収録から公開までの間隔は、最も長い回で2週間ほどに収まります。
月の途中で1回を差し込む場合、私たちは別日での収録として1回30,000円(税別)を申し受けます。年に2回差し込む場合、追加は30,000円×2回=60,000円という計算になります。
追加の費用が発生する場面については、ポッドキャスト制作で追加費用が発生する5つの場面で詳しく記載しています。
頻度の選び方
配信の頻度は、話せる題材の数から決めていただくのが確かです。
年48本の番組であれば、48個の題材が要ります。年24本の番組では24個、年12本の番組では1本×12ヶ月=12個の題材をご用意いただく形です。立ち上げのときに年間のエピソード案を一緒に作りますので、そこで在庫の量が見えてきます。
社内で題材を10個ほど書き出していただいた場合、その10個は月1回配信で10ヶ月ぶんにあたります。ここから始めて、続けられるようであれば頻度を上げていく進め方もあります。
アストライドの自社4番組は、Webマーケティング特捜部が34回、デザイン審美眼が34回、ガンジス川でスクロールが21回、三重ノチカラが8回を公開しています。4番組の公開回数は、合計で34回+34回+21回+8回=97回になります。
社内の時間はどれだけ変わるか
配信の頻度を上げても、発注する側の作業は大きくは増えません。
| 配信頻度 | 収録の回数 | 月あたりの社内工数 |
|---|---|---|
| 月1回 | 月1回 | 6時間ほど |
| 月2回 | 月1回 | 6時間ほど |
| 週1回 | 月1〜2回 | 6時間から9時間ほど |
収録の回数が月2回になった場合、収録の時間が3〜4時間ぶん増えます。公開前の確認は本数に比例しますので、15分の番組が月4本であれば、確認に2時間ほどをお使いいただく形です。
社内の作業の中身については、発注する側の手間は月6時間で詳しく記載しています。
まとめ
週1回配信で年48本の番組でも、収録は月1〜2回です。年間の収録回数は12回から24回ですので、1回あたりの本数は48本÷12回=4本から、48本÷24回=2本のあいだになります。
収録日3〜4時間のうち、最初の30分は機材の設置と音量の確認に使います。私たちは差し引いた2時間30分から3時間30分で、1本30分程度の収録を重ねていきます。
まとめ録りには弱いところもあります。4本をまとめて録ると、4本目の公開は収録からおよそ1ヶ月後です。時事の話題を扱いたい場合は、収録を月2回にする形をお選びください。
配信の頻度は、話せる題材の数から決めていただくのが確かです。年48本であれば48個、年12本であれば1本×12ヶ月=12個の題材が要ります。
お読みいただいたあとは、社内で話せる題材を10個ほど書き出してみてください。書き出した題材が10個あった場合、その10個は月1回配信で10ヶ月ぶんの回数にあたります。
この記事からわかるQ&A
週1回配信でも毎週収録するのですか
毎週の収録はお願いしていません。週1回配信で年48本の番組でも、収録は月1〜2回にまとめます。年間の収録回数は12回から24回ですので、1回あたりの本数は48本÷12回=4本から、48本÷24回=2本のあいだになります。
1回の収録で何本まで録れますか
収録日3〜4時間のうち、最初の30分は機材の設置と音量の確認に使います。残りは2時間30分から3時間30分で、1本30分程度の収録であれば5本から7本にあたります。ただし4本目あたりから声の張りが落ちる方もいらっしゃいますので、私たちは当日の様子を見て決めています。
時事の話題は扱えますか
収録の回数を月2回にすると、収録から公開までの間隔が最も長い回で2週間ほどに収まります。4本をまとめて録る形では、4本目の公開が収録からおよそ1ヶ月後になりますので、状況が変わる話題には向きません。月の途中に1回を差し込む場合、私たちは別日での収録として1回30,000円(税別)を申し受けます。
配信頻度を上げると社内の負担も増えますか
収録が月1回のままであれば、社内の作業は月6時間ほどで変わりません。収録が月2回になった場合、収録の時間が3〜4時間ぶん増えます。公開前の確認は本数に比例しますので、15分の番組が月4本であれば、確認に2時間ほどをお使いいただく形です。
どの頻度を選べばよいですか
話せる題材の数から決めていただくのが確かです。年48本であれば48個、年24本であれば24個、年12本であれば1本×12ヶ月=12個の題材が要ります。初めて番組を持たれる場合は、月1回配信で1回1本という形をおすすめしています。月額は月1回で150,000円、月2回で200,000円、週1回で250,000円です(いずれも税別)。
出典
- アストライド「ポッドキャスト制作・運用代行 月15万円〜|収録は月1回|三重・全国対応」配信頻度別の年間本数・収録回数・番組尺15分・月額3プラン・発注企業の作業時間・追加料金(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/
- アストライド「社内ポッドキャストの導入と運用|条件・社内工数・費用」収録日3〜4時間(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/internal/
- アストライド 自社制作ポッドキャスト4番組(Webマーケティング特捜部34回/デザイン審美眼34回/ガンジス川でスクロール21回/三重ノチカラ8回、合計97回、2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/
- アストライド「ポッドキャスト番組制作のご提案」2026年6月26日版・全18ページ p17(各プラン共通のその他仕様)/p15(提供内容8項目)
- 纐纈智英(アストライド代表)への確認記録「ポッドキャスト契約条件の確定事項」2026年8月9日版・確定3件(1エピソードあたりの収録時間30分程度、収録日全体の長さ、別日収録の扱い)
記事を書いた人

アストライド代表 纐纈 智英
アストライド代表。「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。

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