#05 福祉こそ、政治の原点 ── 市議1期目に出会った、ある女性の話
よしの正英
メインMC
纐纈智英
MC
今日のテーマは「福祉こそ、政治の原点」です。人生の振り返りをお届けする今月の最終回。約9年の秘書生活を経て2011年、よしの正英さんは地元・四日市の市議会議員に初当選します。市の職員を40年近く務めた父の信頼に触れ、地域に根づいて働くことの尊さを知る一方、市議1期目に出会ったのが、難病を抱えながら働くひとりの女性でした。生活保護の一部支給や住宅補助を、制度の壁と格闘しながら整えたその経験と、「もっと知っていれば」という反省が、いまの福祉・障害者就労支援への情熱の原点になっています。
このエピソードで話していること
- 約9年の秘書生活を経て2011年、地元・四日市の市議選へ。市議・県議・国会を経験して「一番生活に密着していて面白いのは市議会」と語る
- 市の職員を40年近く務めた父の存在。かつては厳しかった父が地元で築いた信頼に触れ、地域に根づいて働くことの尊さを初めて知る
- 難病を抱えながら働く女性の相談。生活保護の「一部支給」や住宅補助を、保護課と何度もやり取りしながら制度を調べ、生活の基盤を整えていった
- その女性は2年ほどで他界。断絶していた父親が葬儀を出し、別れた夫と子も駆けつけ、「一人ではなかった」最期に。「もっと制度を知っていれば」という反省が今も残る
- この原体験が、福祉・障害者就労支援・引きこもりや就職氷河期世代の支援に力を注ぐ原点に。「困っている人にちゃんと向き合うことこそ政治」だと語る
こんな方におすすめ
- よしの正英が福祉に力を入れる原点を知りたい
- 市議会・県議会・国会の違いや、それぞれの役割に関心がある
- 生活保護や住宅補助など、福祉制度の現場を知りたい
- 四日市・三重県のまちづくりや暮らしが好きな方
- 政治家の原体験や“反省”の物語に共感する方
このエピソードからわかるQ&A
三重ノチカラ #05ではどんな話をしていますか?
パーソナリティー・よしの正英さんの人生を振り返る今月の最終回として、市議会議員1期目の経験を語っています。秘書生活を経て2011年に四日市市議会議員へ初当選した経緯、市の職員だった父の存在、そして難病を抱えて働く女性との出会いを通じて「福祉こそ政治の原点」だと気づいたエピソードが中心です。
よしのさんはなぜ市議会議員が「一番面白い」と話すのですか?
市議会・県議会・国会のうち、市議会が最も生活に密着しているからだと語ります。地域の水路や介護制度など、日常の困りごとの窓口が市であり、住民一人ひとりの暮らしに直接向き合える。上下関係で捉えられがちな三つの議会のなかで、市議会での経験が政治家としての原点になったと振り返っています。
エピソードで語られる「ある女性」との出会いとはどんなものですか?
市議1期目に相談を受けた、難病を抱えながら働く女性のことです。週に何日も通院が必要な状況で、よしのさんは生活保護の「一部支給」や住宅補助を、保護課と何度もやり取りしながら整えました。その女性は2年ほどで他界しますが、断絶していた父親が葬儀を出し、別れた夫と子も駆けつけ、「一人ではなかった」最期になったといいます。
この経験はよしのさんに何を残したのですか?
「自分がもっと制度や政策を分かっていれば、もっと支えられたのではないか」という反省です。この原体験が、福祉や障害者の就労支援、さらには引きこもりの若者や就職氷河期世代の支援に力を注ぐ原点になりました。困っている人に向き合うことこそ政治だ、という信念につながっています。
「福祉こそ政治の原点」とは具体的にどういう意味ですか?
法律をなぞるだけなら行政でよく、地域の支援だけならNPOなどもある。そのすき間を「政治」という言葉でつなぎ、既存の制度や行政の支援に頼るだけでなく、時に家族の関係にまで踏み込んで一人の人生を支える——それがよしのさんの考える政治です。母が保育士だった影響もあり、子育てや福祉の分野に一貫して力を入れてきたと語っています。
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メインMC
よしの正英
三重県議会議員
三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。
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纐纈智英
アストライド-Astride- 代表
「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。
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課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。

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