HomePodcast Program三重ノチカララジオ#06 三重県の予算は、どこから見ればいいのか ── 県ホームページから辿る、財政のリアル
三重ノチカララジオ 2026.08.06 21分29秒

#06 三重県の予算は、どこから見ればいいのか ── 県ホームページから辿る、財政のリアル

よしの正英

メインMC

纐纈智英

MC

今日のテーマは「三重県の予算」です。予算・決算の審議は県議会議員の本業。数字の積み重ねに見えて、そこには三重県が県民に何をサービスしているかが表れています。今回は三重県のホームページから当初予算の資料に辿り着く道順を実況しながら、令和8年度の当初予算約8,929億円(前年度比563億円・6.7%増で過去最大)の中身を分解します。県民一人あたり約47万円という見方で、教育費・民生費・公債費・土木費・警察費がどう配分されているのかを、よしの正英さんが解説します。

このエピソードで話していること

  • 三重県のホームページから予算資料へ辿る道順。上部の緑の帯にある「県政お知らせ情報」→「予算執行・財政」→財政のページ→「予算」→令和8年度→「当初予算の状況」。平成9年度から30年分の予算が並んでいる
  • 資料に日付が入っておらず、いつの情報か分からなかった。よしのさんが一般質問で指摘して、全項目に日付を付ける改善が実現した。情報の整理は「いつの情報か」から始まる
  • 令和8年度の当初予算(一般会計)は約8,929億円。前年度比563億円・6.7%増の過去最大。平成28〜29年ごろは6,500億円から7,000億円だった。増加要因は地方交付税と県税で、法人税は年100億円ずつ増えている
  • 県債残高は約1兆4,000億円。令和8年度は約850億円を新たに借り、約1,068億円を返済して残高を減らす方向。借金が増えると財政が硬直化し、自由なサービス提供ができなくなる
  • 県民一人あたりに割ると約47万円。うち教育費が約12万円(4分の1・多くは教員の給与)、民生費7.7万円、公債費6.5万円、土木費5.3万円、警察費2.8万円。増えた消費税収をどう県民に還元しているのかPRすべきだと知事に要望した話も

こんな方におすすめ

  • 三重県の予算や財政がどうなっているのかを知りたい方
  • 自分が納めた税金の使われ方を、具体的な数字で確かめたい方
  • 三重県のホームページから行政情報を探すのが難しいと感じている方
  • 県債(借金)や財政の健全化に関心がある方
  • 三重県の県政情報や、県議会の仕事に関心がある方

このエピソードからわかるQ&A

三重ノチカララジオ #06のテーマは何ですか?

三重県の予算がテーマです。予算・決算の審議は県議会議員の本業であり、数字の積み重ねに見える予算には、三重県が県民に何をサービスしているかが表れています。三重県のホームページから当初予算の資料に辿り着く道順と、令和8年度予算の中身の分解を扱っています。

三重県の予算資料は、ホームページのどこから見られますか?

三重県のホームページ上部にある緑の帯の右端「県政お知らせ情報」から「予算執行・財政」に進み、財政のページで「予算」を選びます。平成9年度から30年分ほどが並んでいるので、令和8年度を開き、「当初予算の状況」を見ると資料1から7までが揃っています。

令和8年度の三重県の当初予算はいくらですか?

一般会計で約8,929億円です。前年度比563億円・6.7%増で過去最大となりました。平成28〜29年ごろは6,500億円から7,000億円ほどで、コロナ期に8,000億円規模へ増えています。増加要因は地方交付税の増加と県税収入で、法人税は年100億円ずつ増えています。

三重県の借金(県債)はどうなっていますか?

県債残高は約1兆4,000億円です。令和8年度は約850億円を新たに借りる一方、約1,068億円を返済しているため、差し引き200億円ほど多く返して残高を減らしています。借金が増えると財政が硬直化し、自由なサービス提供ができなくなるため、よしのさんが最も注視している項目です。

県民一人あたりの予算額は、どのように使われていますか?

約8,929億円を県の人口で割ると、県民一人あたり約47万円になります。最も多いのは教育費で約12万円(全体の4分の1・多くは教員の給与)。次に福祉に回る民生費が7.7万円、借金を返す公債費が6.5万円、道路や河川改修などの土木費が5.3万円、警察費が2.8万円です。

メインMC

よしの正英

三重県議会議員

三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。

MC

纐纈智英

アストライド-Astride- 代表

https://www.ast-ride.com

「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。

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