週に1回配信する番組を作りたい、というご相談をいただくとき、収録も週に1回になると身構えていらっしゃる方がいらっしゃいます。アストライドのポッドキャスト制作において実際に必要な収録日数は、月に1回か2回です。例えば、毎週配信を行い、年間48本を出す番組でも、経営者が収録のために予定を空ける日は年に12日(月1回収録の場合)から24日(月2回収録の場合)にとどまります。また、収録時間は15分番組であれば1エピソードで30分程度。長くて4時間程度の収録時間となります。
また、アストライドでは配信頻度に応じたプランを用意しています。
この記事では、3つのプランの金額とその詳細、それぞれの年間本数と収録回数についてお伝えします。あわせて、オプションとなる場合とその費用、発注する側の会社がポッドキャスト制作において必要となる時間も記載していきます。あわせてポッドキャスト制作の概要ページ(https://ast-ride.com/service/service-podcast/)も参考にしてください。
配信頻度で月額がどう変わるか
アストライドが公開しているポッドキャスト制作の料金は、配信の頻度によって3つに分かれています。
| プラン | 月額(税別) | 月あたりの本数 | 年間の本数 | 月の収録回数 |
|---|---|---|---|---|
| 月1回配信 | 150,000円 | 1本 | 12本 | 1回 |
| 月2回配信 | 200,000円 | 2本(隔週) | 24本 | 1回 |
| 週1回配信 | 250,000円 | 4本(毎週) | 48本 | 1回または2回 |
番組の尺は、月1回配信から週1回配信まで、いずれのプランでも15分を基準にしています。この15分という長さは、通勤や移動のあいだに聴き手が1本を聴き終えられる範囲を想定して設定しています。
月1回配信から月2回配信へ上げると、月額は50,000円増加します。月2回配信から週1回配信へ上げるときも、増える額は同じ50,000円です。年間の本数のほうは12本から24本、24本から48本へと倍になっていきますから、1本あたりの単価は頻度を上げるほど下がります。
このほかに、番組開設・初期設計導入費が契約時だけ200,000円(税別)かかります。この費用は番組の設計やBGMの制作にあたるもので、月額とは別立てです。また、最低契約期間は6か月です。この6か月は、第1回エピソードを公開した日から数えます。初期費用の内訳については、番組開設の初期費用20万円は何に使われるかで詳しく記載しています。
頻度が上がっても、収録の回数は増えません
表の右端をご覧いただくと、収録の回数だけは配信頻度が上がっても変わりません。月1回配信でも月2回配信でも収録は月に1回で、週1回配信のときだけ月1回または2回になります。
| 年間の本数 | 年間の収録日数 | 1回の収録から作る本数 |
|---|---|---|
| 12本 | 12日 | 1本 |
| 24本 | 12日 | 2本 |
| 48本 | 12日から24日 | 2本から4本 |
週に1回番組を出す会社であっても、話し手が収録のために予定を空ける日は年に12日から24日です。毎週収録のための時間を確保する必要はありません。
配信の頻度と収録の頻度は、別々に決められる項目です。番組をどれだけの間隔で届けたいかという希望と、話し手がどれだけ時間を空けられるかという事情に臨機応変に対応しています。
収録の回数と本数の関係は、収録は月1回で足りるのかにまとめています。
1回の収録から何本を作るか
1回の収録でまとめて複数本を作るという進め方には、話す側と聞く側の両方に理由があります。
まず話す側の事情です。人は話し始めてから調子が出るまでに時間がかかりますから、最初の10分ほどは声も内容も硬くなります。この調子の立ち上がりを1本ごとに繰り返した番組は、どうしても前半が硬い仕上がりになりがちです。一方、まとめて収録すれば、話し手は温まった状態のまま2本目、3本目へ進めます。2本目以降のほうが良い回になるという傾向は、私も自社の番組で実感しているところです。
次に聞く側の事情です。番組の間隔が一定であるほど、聴き手のなかに聴く習慣が育ちます。収録が月に1回であっても、公開のタイミングを毎週に設定することで、聴き手は毎週新しいエピソードをお聞きいただける様になります。制作の都合と聴取の都合は、公開の設計によって切り離すことができます。
また、収録日には時間として、全体で3時間から4時間をいただいています。この時間の内訳は、機材の設置と撤収、そして話す前の打ち合わせを含みます。1エピソードあたりの収録は30分程度ですから、4本分をまとめて録る日でも、話し手がマイクの前に座っている時間は2時間程度です。
一方で、まとめ録りには向き不向きもあります。時事の話題を扱う番組であれば、収録から公開までの間隔が空くほど内容が古くなりますから、月2回の収録に分けたほうが自然な形です。考え方や経験を扱う番組であれば、まとめ録りによる不都合はほとんど生じません。
本数が増えても、1本あたりの工程は同じです
週1回配信は、月1回配信の4倍の本数を出します。ところが1本あたりにかける工程は、どのプランでも変わりません。
1本ごとに行う工程は、不要部分のカット、フィラーの除去、会話の整理、ノイズ除去とMAの4つです。フィラーという語は、「えー」「あのー」「まあ」といった、話の途中に入るつなぎ言葉を指します。この音を、私たちは1本ずつ取り除いていきます。
仕上げのラウドネスは -14 LUFS、トゥルーピークは -1 dBTP に収めます。年48本の番組であれば、48本すべてがこの範囲に入ります。1本だけ音量が違う回があると、聴き手は再生のたびに音量を調整することになります。
私は前職で、1時間から2時間の対談を10分から15分の映像にまとめる仕事を、5年間毎週続けてきました。まとめ録りの日に4本を録ったときも、私は編集で1本ずつ構成を組み直します。本数が増えたときに落ちやすい部分は、この組み直しです。
尺15分という単位はどこから来るか
番組の尺は15分を基準にしています。移動中の聴き手が1本を最後まで聴き終えられる長さとして、この数字を設定しています。
15分を超える番組も作れますが、超えた分については1分あたり1,500円(税別)の追加費用をお願いしています。20分の番組にそろえる場合、超過は5分になりますから、1本あたり7,500円が足されます。月2回配信で20分にすると、月の加算は15,000円、年間では180,000円となります。
尺を延ばすかどうかは、聴き手の状況から決めていただくとよいと私は考えています。移動中に聴く相手にとっては15分が収まりやすく、机の前で作業をしながら聴く相手であれば、25分であっても最後まで視聴いただける長さです。社内向けの番組であれば、昼休みや朝礼の時間に合わせて長さを決める会社もあります。
また、15分で言い切れない内容は、1本に2つの話題が入っている場合がほとんどです。話題を2本に分ければ、番組の本数は尺の加算をかけずに増やせます。
オプションとなる費用
月額の他にオプションとして設定している費用は以下の5つです。
| 項目 | 金額(税別) |
|---|---|
| 番組尺15分の超過 | 1分あたり1,500円 |
| 収録時間の超過 | 1時間につき10,000円 |
| 別日の収録 | 1回30,000円 |
| 音源の修正(2回目以降) | 1回3,000円程度 |
| 交通費 | 実費 |
音源の修正は1回目が無料で、2回目以降について1回の修正あたり3,000円(税別)をお願いしています。
このうち選ばれる機会が多い項目は、別日の収録です。ゲストを迎える回で日程が合わなければ、その月の収録日は2日に分かれます。年に2回この形をとる番組であれば、年間の加算は60,000円となります。
交通費は、対面での収録を選ばれるかどうかで変わる項目です。オンラインでの収録にも対応していますから、遠方の会社であれば交通費はゼロになります。一方で、ネット回線の弱さなどによる遅延や音切れ、専用のマイクを使用しないことでの品質の劣化など、別のリスクもあります。お打ち合わせでは、こういったメリットデメリットを踏まえてお打ち合わせの中で臨機応変にご提案しています。
どの場面でいくら増えるかは、ポッドキャスト制作で追加費用が発生する5つの場面で詳しく記載しています。
初期費用を設定している理由
契約時には、番組開設・初期設計導入費として200,000円(税別)の金額をお願いしています。この費用は、番組の設計、BGMの制作、デザインなど、番組の立ち上げ作業に対して発生するものです。
年間でいくらになるか
年間の総額は、月額を12倍した金額に、契約時の初期費用200,000円を足した金額です。3つのプランで計算した結果は、次のとおりです。
| プラン | 月額×12 | 初期費用 | 年間の総額 | 1本あたり |
|---|---|---|---|---|
| 月1回配信 | 1,800,000円 | 200,000円 | 2,000,000円 | 166,666円 |
| 月2回配信 | 2,400,000円 | 200,000円 | 2,600,000円 | 108,333円 |
| 週1回配信 | 3,000,000円 | 200,000円 | 3,200,000円 | 66,666円 |
金額はいずれも税別で、初期費用は当然ながら2年目以降は必要ありません。月1回配信であれば年間1,800,000円となり、1本あたりの単価は150,000円となります。
1本あたりで見ると、週1回配信がいちばん低い単価になります。月1回配信の166,666円と比べると、週1回配信の66,666円は4割ほどの水準です。
ただしエピソード本数を増やすことは、話す題材をそのぶん考えなければならない、ということです。年48本の題材を用意できるかを先にご確認いただき、その上で頻度を決めていただくのがよいと私たちは考えています。
自社の人件費と並べて比べる手順は、内製と外注の分かれ目をご覧ください。
発注する側にかかる時間
アストライドは企画から収録編集、公開に至るまで一気通貫で承っていますが、発注する側の会社では月に6時間ほどお時間を捻出いただくことになります。捻出いただきたい時間の内訳は、話す内容の相談、収録、公開前の確認の3つです。
収録日にかかる3時間から4時間が、この6時間のうちの大半を占めます。話す内容の相談は事前に30分ほど、公開前の音源の確認は1本あたり15分ほどが目安です。
この6時間を社内のどなたが担当されるかを、契約までに決めていただくことを推奨します。社長ご自身が話し手になる番組であれば、収録にかかる月3〜4時間程度の時間確保は、社長のご予定から捻出いただくことになります。残りを広報や総務のご担当が持つ形にすれば、社長のご負担は収録日だけとなります。
契約から最初の公開までは6週間を見込んでいます。初回の収録から公開までの期間であれば、最短は3週間となります。この期間には、番組の設計、BGMやデザインの制作、そして配信先への登録が含まれています。配信先はSpotify、Apple Podcasts、Amazon Music、ならびに、当方の配信サービス「KOEGURA」の4つです。
公開したあとに何が数字として取れるかについては、ポッドキャストの成果はどこまで測れるかで詳しく記載しています。
まとめ
ポッドキャスト制作の月額は、月1回配信が150,000円、月2回配信が200,000円、週1回配信が250,000円(いずれも税別)です。契約時に初期費用が200,000円かかり、最低契約期間は第1回の公開日から6か月になります。
配信の頻度を上げても、収録は月に1回か2回のままです。月額費用が変化する要素は、編集して配信する月間のエピソード本数であり、MCとなる経営者が予定を空ける日数は大きく変わりません。
オプションとなる費用は、尺の超過、収録時間の超過、別日の収録、2回目以降の修正、交通費の5つです。オンラインでの収録を選べば、交通費はかかりません。
お読みいただいたあとは、まず年間に何本出したいかを決めてみてください。本数が決まれば、年間の総額はこの記事の表から計算できます。そのとき、題材を年に何本ぶん用意できそうかも、あわせて数えてみてください。
この記事からわかるQ&A
週1回配信にすると、収録も週1回になりますか
いいえ、週1回配信のプランであっても、収録は月に1回または2回です。1回の収録で2本から4本を録り、公開のタイミングは毎週へ割り振ります。年間48本の番組でも、話し手にご予定を空けていただく日は年に12日から24日となります。
15分より長い番組にできますか。費用はどう変わりますか
作れます。15分を超えた分は、1分あたり1,500円(税別)の追加費用をお願いしています。20分にそろえる場合、超過は5分ですから、1本あたり7,500円が加わります。月2回配信であれば、加算は月15,000円、年間では180,000円となります。
月額のほかに、契約時に必要な費用はありますか
契約時にお願いしている費用は、番組開設・初期設計導入費の200,000円(税別)です。そのほかの5項目、つまり尺の超過、収録時間の超過、別日の収録、2回目以降の修正、交通費は、オプションとして発生したときだけの加算となります。オンラインでの収録を選ばれる会社であれば、交通費はかかりません。
最低契約期間はどれくらいですか
最低契約期間は、第1回エピソードを公開した日から6か月です。契約から初回公開までにいただく6週間は、この6か月には含まれません。この長さは、番組を立ち上げてから聴き手が付くまでに時間がかかるためと、初期の設計にかけた作業を回収するためという、2つの事情から設定しています。月1回配信で6か月なら、月額150,000円の6か月ぶんは900,000円になります。ここに初期費用200,000円を足した1,100,000円が、契約期間中の総額です。
発注する側は毎月どれくらいの時間が必要ですか
月に6時間ほどが目安です。うち3時間から4時間は収録日にまとまって発生し、残りが話す内容の相談と公開前の確認に分かれます。この6時間を社内のどなたが担当されるかは、契約までに決めていただくことを推奨します。
出典
- アストライド「ポッドキャスト制作・運用代行 月15万円〜|収録は月1回|三重・全国対応」料金プラン・年間本数・収録回数・番組尺・追加料金・最低契約期間・配信先(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/
- アストライド「社内ポッドキャストの導入と運用|条件・社内工数・費用」発注企業の月あたり作業時間6時間・収録日の所要3〜4時間・初回公開までの期間(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/internal/
- アストライド「採用広報のポッドキャスト制作|選考への組み込み方と出演者への配慮」目的別の運用条件(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/recruit/
- アストライド「既存顧客との関係づくりに音声を活用する|取引先と一緒に番組をつくる」目的別の運用条件(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/loyalty/
- アストライド「ポッドキャストで新規開拓に取り組む|取材依頼から商談までの設計」目的別の運用条件(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-podcast/networking/
- アストライド「経営者インタビュー」インタビュー実績200社以上(2026年8月時点) https://ast-ride.com/service/service-interview/
記事を書いた人

アストライド代表 纐纈 智英
アストライド代表。「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した「論理的思考(左脳)」と、音楽コンテストでグランプリを受賞するなど「芸術的感性(右脳)」を併せ持つ、異色のバックグラウンド。これまでに200社以上の経営者インタビューを行った経験を活かし、経営者すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出して映像化する。

私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。

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