番外編#01 巨大な与党に、どう対立軸を作るか ── 野党の再編について三重県の地方議員が語る
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よしの正英
メインMC
纐纈智英
MC
今回は番外編です。2026年1月に結成された新党は、9月に分かれることが決まりました。三重県議会議員のよしの正英さんが、地方議員として見てきた野党再編の経緯と自身の考えを語ります。党名が「曖昧だ」と言われたことへの疑問、短い期間で分かれることへの率直な思い、政党交付金の仕組み、そして巨大な与党にどう対立軸を作るか。収録は9月22日です。
このエピソードで話していること
- 結成の経緯。与党の枠組みが変わってから、野党の側では各党が連携の道を探っていた。年明けに解散総選挙の話が出て、話は一気に新党結成まで進んだ。地方議員に入る情報は報道とほぼ同じで、よしのさんも「急すぎないか」と感じたという。一方で、前年末の臨時国会では政策のすり合わせも進んでおり、目指す社会像には似通うところもあった。選挙目当ての野合とまでは言い切れない、というのがよしのさんの見方
- よしのさんによると、新党が名前に掲げた言葉は、政治路線の呼び名として50年以上前から使われてきた。党名になった途端に「曖昧だ」と言われたことに、よしのさんは首をかしげた。2月の総選挙は高市政権で初めての選挙で、新党は受け皿として信任されず、厳しい結果に終わった。三重県でも、新党から立候補した現職の衆議院議員が落選している
- 分かれた経緯。合流した党の一つで地方の声をあらためて聞くと、選挙の敗戦もあり、もう一度合流するのは考え直すべきだという意見が出た。新党に加わった衆議院議員は、元の党へ戻る人と、別の新党をつくる人に分かれる。10月の臨時国会に合わせて、各議員が別の新党に入るか、無所属で統一会派に加わるかを判断していく
- 1人を残して政党を維持し、政党交付金を受けることについて。よしのさんは、違法ではないがテクニカルに過ぎ、有権者には納得できない人も多いかもしれないと話す。政党交付金は毎年12月31日で一度整理され、1月1日時点の所属議員数で決まる。年末まで待てば、あと3か月ほどだった。纐纈が「スピード離婚のよう」と受け止めると、よしのさんも、急いで作った政党だからこそ、もう少し長く続けてほしかったと応じた
- よしのさんがこれから大事にしたいのは、今の与党による国政に対して、どんな社会像で対立軸を作るか。福祉や教育の姿まで降りた社会像は、与党を含めてまだ見えていないとよしのさんは考えている。10月からの国会で、野党の各党と統一会派が足並みを揃え、特に消費税の議論で存在感を示してほしいと期待を語る
こんな方におすすめ
- 2026年の野党再編で、新党の結成から分裂までの経緯を整理して知りたい
- 国政の動きを、地方議員がどう受け止めているか聞いてみたい
- 政党交付金の仕組みを、具体的に理解したい
- 巨大な与党に対する受け皿が、これからどう作られていくのか関心がある
このエピソードからわかるQ&A
2026年1月に結成された新党は、どのように生まれたのですか?
よしの正英さんによると、与党の枠組みが変わった後、野党の側では各党が連携の道を探っていました。2026年の年明けに解散総選挙の話が出て、話は一気に新党結成まで進んだといいます。前年末の臨時国会では政策のすり合わせも進んでおり、目指す社会像には似通うところもありました。
新党の名前が「曖昧だ」と言われたことを、よしのさんはどう受け止めていますか?
よしのさんによると、新党が名前に掲げた言葉は、政治路線の呼び名として50年以上前から使われてきました。党名になった途端に「曖昧だ」と言われたことに、よしのさんは首をかしげています。
新党は、なぜ分かれることになったのですか?
よしのさんによると、2月の総選挙での敗戦もあり、合流した党の一つで地方の声をあらためて聞くと、もう一度合流するのは考え直すべきだという意見が出ました。その結果、新党に加わった衆議院議員は、元の党へ戻る人と、別の新党をつくる人に分かれます。
政党交付金は、どのように決まるのですか?
よしのさんの説明では、政党交付金は毎年12月31日で一度整理され、1月1日時点の所属議員数で決まります。1人を残して政党を維持し、政党交付金を受けることについて、よしのさんは、違法ではないものの有権者には納得できない人も多いかもしれないと話しました。
これから野党に求められることは何ですか?
よしのさんは、今の与党による国政に対して、どんな社会像で対立軸を作るかが大事だと考えています。10月からの国会で、野党の各党と統一会派が足並みを揃え、特に消費税の議論で存在感を示してほしいと期待を語りました。
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メインMC
よしの正英
三重県議会議員
三重県四日市市出身。1974年生まれ。横浜国立大学経済学部、京都大学法学部(法学専攻)を卒業後、岡田克也・中川正春議員等のもとで約9年間、国会議員秘書を務める。2011年に四日市市議会議員、2015年に三重県議会議員に初当選し、現在2期目(四日市市選挙区/会派「新政みえ」)。子ども食堂・学習支援、PTA、三重県ホッケー協会会長・四日市市アーチェリー協会会長など、政治の外でも地域とつながる活動を続ける。京都大学法学部で培った法的素養と、市政・県政双方の現場経験を活かし、制度や法律を生活者目線で翻訳しながら、三重県の歴史・まちづくり・暮らしを語る。
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纐纈智英
アストライド-Astride- 代表
「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。
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アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。

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