HomePodcast ProgramWebマーケティング特捜部#22 DX推進にデザイナーが必要な理由|AI時代でも残る上流の役割
Webマーケティング特捜部 2026.05.28 20分37秒

#22 DX推進にデザイナーが必要な理由|AI時代でも残る上流の役割

⁠硯里宏幸

株式会社アスターリンク 代表

メインMC

纐纈智英

アストライド-Astride- 代表

MC

今日のテーマは「DX推進にデザイナーが必要な理由|AI時代でも残る上流の役割」です。IPAが定めるDX推進スキル標準にはデザイナーが正式な類型として含まれていますが、なぜいま経営にとってデザイナーがそれほど重要なのか。工務店のホームページや楽天運用の実例、ChatGPT Image 2やGeminiといったAI生成ツールの現在地まで踏み込みながら、デザイナーが担う上流の役割と、経営者が中長期で支える覚悟について語ります。

このエピソードで話していること

  • IPAの「DX推進スキル標準」6類型にデザイナーが含まれる
  • 強みが言語化されていない工務店HPがもったいない理由
  • 社内デザイナーがいる企業はスタートラインが違う
  • 古いパワポが採用や外部発信で企業の印象を落とす
  • 楽天運用で画像とコピーが勝敗を決めた実例
  • ChatGPT Image 2やGeminiの限界と、まだ残る人間の領域
  • デザイナーを中長期で支える経営者の覚悟

こんな方におすすめ

  • DXを「デジタル化」や「マーケティング」止まりで進めてしまっている経営者
  • 社内にデザイナーがおらず、外注頼みで歯がゆさを感じている方
  • 採用や外部発信で自社の印象を底上げしたい経営者・人事担当者
  • AI時代におけるデザイナーの本当の役割を知りたい方
  • ホームページや営業資料の質を、価格以外の軸で見極めたい方

このエピソードからわかるQ&A

なぜDX推進にデザイナーが必要なのですか?

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が定める「DX推進スキル標準」では、ソフトウェアエンジニアやビジネスアーキテクトなど6つの類型のひとつとしてデザイナーが明確に位置づけられています。発信者の意図を、利用者視点でズレないキーワードとビジュアルに翻訳する上流の役割を担うため、DX推進に欠かせない存在とされています。

社内デザイナーの有無で何が変わりますか?

社内にデザイナーがいる企業は、伝えたい価値の言語化と、それを裏付ける写真・動画・コピーが日常的に整っています。そのため外部の制作会社に発注する際もスタートラインが高く、提案の質も成果物の精度も大きく変わります。外注頼みの場合は、本来の強みが伝わりきらないまま仕上がってしまうリスクがあります。

AI時代でもデザイナーは必要なのですか?

ChatGPT Image 2やGeminiのnano bananaなどAIによる画像生成は実務レベルに達しつつあります。ただし伝えたい構図の取捨選択、企業ポジションに合った質感、上質なキーメッセージといった上流の判断はまだ人間の領域です。上流を担うデザイナーの価値はむしろ高まっていくと考えられます。

工務店のHPはなぜ抽象的になりがちですか?

経営者ご自身は素材選びや断熱、屋根の軽量化など細かなこだわりを持っていることが多いのですが、それを言葉にする習慣がない、あるいは「全てに対応できます」と伝えたい気持ちが先行することが原因です。結果としてトップページが抽象的なキャッチコピーで埋まり、本来の強みが伝わりにくくなります。

デザイナーの仕事はどう評価すればいいですか?

デザインの貢献は売上のように短期で数値化しづらく、量ではなく質として現れるまで一定の時間がかかります。だからこそ経営者が中長期で見守る姿勢が大切です。採用資料の印象、外部発信での好感度、HPからの問い合わせ品質など複数の側面から、印象の変化を観察することがDX推進の土台になります。

メインMC

⁠硯里宏幸

株式会社アスターリンク 代表

https://www.aster-link.co.jp/

名古屋工業大学大学院 情報工学専攻 修了。新卒で富士通(現・富士通株式会社)に入社し、SEとして堅実なシステム開発・プロジェクトマネジメントに従事。その後、メガベンチャーのエイチームへ転職。Webエンジニアとして「ナビクル」等のバックエンド刷新を担当する傍ら、SEOの才能が開花。激戦ジャンルで検索1位を獲得し、コンテンツマーケティング部を統括する。2019年に独立。「Webは作品ではなく資産」をモットーに、エンジニアリングとマーケティングを掛け合わせた実践的なWeb集客コンサルティングを行う。

MC

纐纈智英

アストライド-Astride- 代表

「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。

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