HomePodcast ProgramWebマーケティング特捜部#12 SEOは「資産」になる ── 中小企業が検索上位を目指すためのキーワード選定と考え方
Webマーケティング特捜部 2026.03.19 16分10秒

#12 SEOは「資産」になる ── 中小企業が検索上位を目指すためのキーワード選定と考え方

⁠硯里宏幸

株式会社アスターリンク 代表

メインMC

纐纈智英

アストライド-Astride- 代表

MC

今日のテーマは「SEOは資産になる──中小企業が検索上位を目指すためのキーワード選定と考え方」です。人が悩みを解決したいときに一番多い行動はGoogle検索です。そこで自社サイトが上位に来れば、広告費をかけずに集客できる──これがSEOの資産性。まずは自社サイトが「社名検索」だけでアクセスされていないかを確認し、申し込みにつながるキーワードを選定することが第一歩だと硯里さんは語ります。MEO(Googleマップ対策)の有効性や、AIツール頼みのコンテンツではなぜ上位表示できないのか、SEOでやってはいけない3つのことについてもお話しします。

このエピソードで話していること

  • SEOとはGoogle検索で自社サイトを上位に表示させる施策であり、広告と違って長期的な資産になる
  • 指名キーワード(社名検索)だけでは集客の機会を逃している──一般キーワードの獲得が重要
  • MEO(Googleマップ対策)はB2B企業にも有効で、通常の検索結果より上位に表示されることがある
  • キーワード選定の第一歩は「申し込みにつながるキーワード」を見極めること
  • 検索ボリュームと競合の広告出稿状況から有望なキーワードを判断する
  • 類似業界の成功パターンも参考にしながらキーワードを組み立てる
  • 開発時点からSEOを設計しないと、ユーザーの悩みに応えるページが作れない
  • 離脱を防ぐには「費用」と「事例」を早めに見せることが大切
  • SEOでやってはいけないこと:すぐ成果を期待する、レッドオーシャンに突入する、AIツール頼みにする
  • ChatGPTやGeminiで作った記事で上位表示された事例はこれまで見ていない
  • Googleは今後「人間臭さ」「独自性」のある記事を評価する方向に向かうと予想
  • SEOだけに全振りせず、MEOや広告とバランスをとることが重要
  • 短期で成果を出したいなら広告の活用が有効

こんな方におすすめ

  • SEOやMEOの基本を知りたい中小企業の経営者
  • 自社サイトが社名検索でしか来ていないことに気づいていない方
  • キーワード選定の具体的な進め方を知りたい
  • SEOに取り組みたいが、成果が出るまでの期間や注意点がわからない
  • AIツールでコンテンツを量産すればSEOで上がると思っている方

このエピソードからわかるQ&A

SEOとは何ですか?なぜ中小企業にとって重要なのですか?

SEOとは、Googleで検索したときに自社のホームページが上位に表示されるようにする施策です。人が悩みを解決したいときにGoogle検索をする行動はアンケートでも一番多く、検索結果の1位と2位ではクリック率に大きな差があります。広告は止めれば集客も止まりますが、SEOで獲得した上位表示は長期的に集客し続けられる「資産」になります。硯里さんは、SEOに注力し始めたことで「Webをやる意義」を理解し、考え方そのものが変わった事業主の事例を紹介しています。

MEOとは何ですか?B2Bの会社にも必要ですか?

MEOはGoogleマップ上で自社を上位に表示させる施策です。Google検索すると地図が表示されることがあり、通常の検索結果よりも上位に出るため、SEOで1位を取るよりもマップ上で表示されたほうが目に留まる場合もあります。B2Bにおいてもコミュニケーションの円滑さや人間関係の構築を考えると、近場の取引先が見つかることには価値があるため、MEOは有効だと硯里さんは語っています。

キーワード選定はどのように進めればいいですか?

まず自社のサービスに関連するキーワードの中から、制作依頼や申し込みのニーズを含むキーワードを洗い出します。次にそのキーワードの検索ボリュームを調べ、多いものを優先します。さらに競合他社がそのキーワードで広告を出しているかを確認し、広告を出しているなら受注につながっている可能性が高いと判断します。また、類似業界で成功しているキーワードパターンを参考にすることも有効だと硯里さんはアストライドのポッドキャスト事業を例に実演しています。

SEOで「やってはいけないこと」は何ですか?

硯里さんは3つ挙げています。1つ目は「すぐ成果が出ると期待すること」。結果が出るまで3ヶ月〜半年、場合によっては1年以上かかる施策なので、短期的なモチベーションで取り組まないほうが長続きします。2つ目は「競合が強すぎるレッドオーシャンに正面突破すること」。大手が激しく争っているキーワードでは差別化戦略が必要です。3つ目は「ChatGPTやGeminiなどAIツール頼みでページを作ること」。これまでLLMで作った記事で上位表示された事例は見ていないとのことです。

AIで作ったコンテンツではなぜSEOで上位表示できないのですか?

LLMは文字を確率的に連鎖させて生成しているため、誰が出しても同じような結論になりがちだと硯里さんは指摘しています。Googleは今後、一般論を書いた記事ではなく「人間臭さ」や「独自性」のある記事を評価する方向に向かうと予想されています。読み手にとって知りたいことが端的に、あるいは奥深く書かれているか、滞在時間や読了率を満たしているかが重要であり、キーワードの出現回数を合わせただけでは十分ではないと語っています。

メインMC

⁠硯里宏幸

株式会社アスターリンク 代表

https://www.aster-link.co.jp/

名古屋工業大学大学院 情報工学専攻 修了。新卒で富士通(現・富士通株式会社)に入社し、SEとして堅実なシステム開発・プロジェクトマネジメントに従事。その後、メガベンチャーのエイチームへ転職。Webエンジニアとして「ナビクル」等のバックエンド刷新を担当する傍ら、SEOの才能が開花。激戦ジャンルで検索1位を獲得し、コンテンツマーケティング部を統括する。2019年に独立。「Webは作品ではなく資産」をモットーに、エンジニアリングとマーケティングを掛け合わせた実践的なWeb集客コンサルティングを行う。

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纐纈智英

アストライド-Astride- 代表

「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。

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