HomePodcast ProgramWebマーケティング特捜部#25 AIに「見つけてもらう」ホームページ ── LLMO時代のSEOとニッチ戦略
Webマーケティング特捜部 2026.06.18 13分35秒

#25 AIに「見つけてもらう」ホームページ ── LLMO時代のSEOとニッチ戦略

⁠硯里宏幸

株式会社アスターリンク 代表

メインMC

纐纈智英

アストライド-Astride- 代表

MC

今日のテーマは「AIに『見つけてもらう』ホームページ──LLMO時代のSEOとニッチ戦略」です。前回の「SEO記事は資産になる」という話を受け、今回はその先にある「AIに見つけてもらう」=LLMO(大規模言語モデル最適化)を深掘りします。ChatGPTやGeminiなどのAI検索が生活に浸透し、Google検索でも「AIによる概要」が一次回答してしまう時代。一般的なキーワードはAIで完結してしまう一方、具体的でニッチなキーワードには「今すぐ客」への導線が残ります。制振ダンパーを地元の工務店で探したのに見つからなかった実体験、note・Wikipediaなど大手メディアの活用、自社サイトで拾われるにはSEO評価が前提になること、商品スペックは「どこよりも細かく」書くべき理由まで。硯里さんが、AI時代に「紹介される会社」になるための土台を整理します。

このエピソードで話していること

  • 前回のSEO記事「資産になる」話を受け、今回は「AIに見つけてもらう」=LLMOを深掘り
  • LLMOとは(Large Language Model Optimization/大規模言語モデル最適化)。ChatGPT・Gemini・ClaudeなどのAIに自社を紹介してもらう施策
  • AI検索が生活に浸透。Google検索結果の上部に出る「AIによる概要」も登場
  • Googleの大転換:散らばったWebをつなぐ「ハブ」から、情報を集めてその場で完結させる存在へ
  • 一般的なキーワードはAIが一次回答してしまう「ゼロクリック」問題
  • 一方で「具体的な商品名・店名を知りたい」瞬間にはサイトへの導線が必ず残る
  • 広く浅いSEO記事より、自社が解決できるサービス・商品の「解説ページ」が重要な時代に
  • ニッチなキーワードほど、育った「今すぐ客」が来やすい
  • 制振ダンパー(耐震)を地元の工務店で探したのに見つからなかった、という実体験
  • LLMOが参照しやすい大手メディア(Wikipedia・noteなど)への掲載も一手
  • ただし流入先がnoteだけだともったいない、最終的には自社サイトで発信したい
  • 自社サイトで拾われるには一定のSEO評価が前提(質の高い記事・運営歴・被リンク・実績)
  • 商品スペックは「どこよりも細かく」書く。細かすぎて困ることはない
  • Perplexityにポッドキャストを質問したら出典が自社(アストライド)だった話、訪れる未来の縮図

こんな方におすすめ

  • AIに自社を紹介してもらう「LLMO」の考え方を知りたい経営者
  • SEOとLLMOの関係を整理したい方
  • ニッチなキーワードでの集客に活路を見出したい方
  • 自社サイトに何を載せるべきか迷っている方
  • 商品・サービスの解説ページを充実させたい方

このエピソードからわかるQ&A

LLMOとは何ですか?

LLMO(Large Language Model Optimization/大規模言語モデル最適化)とは、ChatGPT・Gemini・ClaudeといったAI(大規模言語モデル)に、自社のサービスや商品を紹介してもらいやすくするための施策です。検索エンジン向けのSEOに対して、AIに「見つけて・紹介してもらう」ことを狙う考え方で、AI検索が生活に浸透するなかで重要性が高まっています。

LLMO対策をすれば、SEOはもう不要ですか?

いいえ、むしろ逆です。AIが自社サイトの情報を拾うには、そのサイトが一定のSEO評価を得ていることが前提になります。質の高い記事、長い運営歴、他サイトからの被リンク、実績の蓄積といったGoogleからの評価が土台にあって初めて、AIにも紹介されやすくなります。LLMOはSEOをしっかりやった先に効いてくる、と捉えるのが現実的です。

どんなキーワードを狙えばAIに拾われやすいですか?

広く一般的なキーワードはAIが一次回答で完結させてしまい、サイトへの流入につながりにくくなっています(ゼロクリック)。一方で、具体的な商品名・店名・細かい仕様など「ニッチで具体的なキーワード」は、購入や来店の直前に調べられるため今すぐ客が来やすく、AIにも引用されやすい領域です。自社が解決できる内容に絞った解説ページが有効です。

自社サイト以外に、どこに情報を載せると効果的ですか?

調査データでは、AIはWikipediaやnoteのような大手メディアの情報を参照しやすい傾向があります。そうした場に掲載されることは、AIに見つけてもらう一つのポイントになります。ただし流入先が外部メディアだけだともったいないので、最終的には自社サイトでしっかり発信し、そちらを紹介してもらえる状態を目指すのが理想です。

ホームページにはどこまで詳しく情報を載せるべきですか?

商品スペックや仕様は「どこよりも細かく」書いて構いません。細かすぎて問題になることはまずありません。どこで作られているか、材質はどうか、といった細部まで丁寧に載せておくことで、ニッチな検索に対してAIが自社のテキストを引用しやすくなります。他社経由で顧客が流れてしまうより、自社で詳しく紹介する方がずっと有意義です。

メインMC

⁠硯里宏幸

株式会社アスターリンク 代表

https://www.aster-link.co.jp/

名古屋工業大学大学院 情報工学専攻 修了。新卒で富士通(現・富士通株式会社)に入社し、SEとして堅実なシステム開発・プロジェクトマネジメントに従事。その後、メガベンチャーのエイチームへ転職。Webエンジニアとして「ナビクル」等のバックエンド刷新を担当する傍ら、SEOの才能が開花。激戦ジャンルで検索1位を獲得し、コンテンツマーケティング部を統括する。2019年に独立。「Webは作品ではなく資産」をモットーに、エンジニアリングとマーケティングを掛け合わせた実践的なWeb集客コンサルティングを行う。

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纐纈智英

アストライド-Astride- 代表

「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。

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