#40 反応率が倍になれば、広告費は半分で済む ── ABテストの始めどころ
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硯里宏幸
メインMC
纐纈智英
MC
今日のテーマは「ABテスト」です。ボタンの色を緑にするか赤にするか。硯里宏幸さんは、その判断を担当者の感性に任せず、訪れた人に2つの案をランダムに見せて、クリックや申し込みの数で決めようと提案します。反応率が倍になった会社は、同じ成果を半分の広告費で得られる計算です。どこから始めるか、何を変えるか、どのツールを使うかまで、始めるときに迷う点を順に聞きました。
このエピソードで話していること
- ABテストは、ボタンの色や文言を実際の反応の数で決める方法。100人が訪れたら50人に赤、50人に緑をランダムに見せ、クリックや申し込みが多かった方を採用する。デザイナー、営業、見る人の年代によって「良い」は変わるので、まずテストするという考え方を知っておけば、社内で声の大きい人の意見に従わずに済む
- 判断には数が要る。1案あたり100人は見てほしく、2案で200人でもまだ少ない。まとまった数のアクセスを集めやすいのは広告なので、ABテストは広告と相性がよい。期間を長く取ると季節の影響も出る。Instagramでは春になるとピンク色の反応が上がる
- 始めるのは、すでに売上を生んでいるサービスから。問い合わせの多いところをさらに伸ばすほうが手っ取り早い。場所はページの上部。上はほぼ全員が見て、下へ行くほど見る人が減るので、上で試すと結果が早く出て振り返りやすい。ボタンの色なら編集の手間も少ない。広告から来た人が最初に見るキーメッセージを変えるのも効果が大きい
- 変えるなら大きく変える。大きく変えた案は差がはっきり出るので、担当者は結果が悪ければ失敗、良ければ当たりと振り返れる。本来は仮説を持って作るべきだが、真面目にやろうとするほど始めにくくなる。まず試して、良かった方について理由を考えるほうが次につながる。反応率の差は1週間では出ず、3か月、半年、1年と続けた先で倍の差として見えてくる
- ツールは、Google オプティマイズの提供終了(2023年9月)の後に出てきた「Optimize Next」の料金ページを見ながら確認した。無料プランから始められ、GoogleアナリティクスやMicrosoft Clarityと連携できる。前回のテストを複製して「赤の中でもどの赤がよいか」を続けて試す機能や、AIが結果から仮説と施策を立案する機能は有料プランで使える。導入の相談は硯里さんが受け付けている
こんな方におすすめ
- 広告費をかけているのに、LPやホームページの反応率を検証したことがない
- ボタンの色や文言を、社内の好みで決めてしまっている
- ABテストに興味はあるが、どこから手をつければよいか分からない
- Google オプティマイズの終了後、代わりのツールを探している
- テストの結果を、次の施策にどう生かすか迷っている
このエピソードからわかるQ&A
ABテストとは、どんな方法ですか?
2つの案を訪れた人にランダムに見せ分け、クリックや申し込みが多かった方を採用する方法です。例えば100人が訪れたら、担当者は50人に赤いボタン、50人に緑のボタンを見せて比べます。硯里宏幸さんは、担当者の好みを持ち込まずに実際の反応で決めるための考え方だと説明しました。
ABテストには、どれくらいのアクセス数が必要ですか?
硯里さんの目安は、1つの案あたり100人です。2案を比べるなら200人が要り、それでもまだ少ないと硯里さんは話しました。まとまった数を集めやすいのは広告の配信先で、広告と組み合わせた会社は判断に足る数を早く集められます。
最初にABテストをするなら、どこから始めればよいですか?
すでに売上や問い合わせを生んでいるサービスのページから始めると、成果につながるまでが早いと硯里さんは言います。ページの中で向いているのは、ほぼ全員が目にする上部です。ボタンの色なら編集の手間も少なく、広告から来た人が最初に見るキーメッセージを変える方法も効果が大きいと、番組では紹介しました。
変える幅は、小さいほうがよいですか?
番組では、大きく変えることを勧めています。大きく変えた案は差がはっきり出るので、担当者は結果が悪ければ失敗、良ければ当たりと振り返れるからです。仮説を立ててから作るのが理想ですが、完璧を目指すほど始めにくくなります。まず試して良かった方の理由を考えるほうが、次の施策につながると硯里さんは話しました。
ABテストには、どんなツールを使えばよいですか?
番組では、Google オプティマイズの提供終了後に出てきた「Optimize Next」の料金ページを見ながら確認しました。無料プランから始められ、GoogleアナリティクスやMicrosoft Clarityと連携できます。前回のテストの複製や、AIによる仮説と施策の立案は有料プランの機能です。導入の相談は、硯里さんが受け付けています。
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硯里宏幸
株式会社アスターリンク 代表
名古屋工業大学大学院 情報工学専攻 修了。新卒で富士通(現・富士通株式会社)に入社し、SEとして堅実なシステム開発・プロジェクトマネジメントに従事。その後、メガベンチャーのエイチームへ転職。Webエンジニアとして「ナビクル」等のバックエンド刷新を担当する傍ら、SEOの才能が開花。激戦ジャンルで検索1位を獲得し、コンテンツマーケティング部を統括する。2019年に独立。「Webは作品ではなく資産」をモットーに、エンジニアリングとマーケティングを掛け合わせた実践的なWeb集客コンサルティングを行う。
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纐纈智英
アストライド-Astride- 代表
「左脳と右脳のハイブリッド」を武器に、人の心の深層に迫るインタビュアー。行政職員として12年間、予算編成や徴収業務に従事した論理性と、音楽コンテストでグランプリを受賞した芸術的感性を併せ持つ。Adobeコミュニティエキスパートとして活動。これまでに200社以上の経営者インタビューを重ね、本人すら気づいていない「言葉にならない想い」を引き出し、ひとつの物語として残してきた。
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私たちアストライドは、経営者のインタビュー映像の制作に圧倒的な強みを持っています。
課題や要件が明確でなくても問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
アストライドは、代表・纐纈が200社以上の経営者インタビューで培ってきたノウハウと対話力を軸に、BtoBマーケティングの視点からクライアント様それぞれのステージに合わせた各種クリエイティブをご提案・制作します。

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